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姉さん
今回のアニメは原作では「262話 反逆児ヒュンケル！！！の巻」「263話 明かされた空白の巻」「264話 輝け！！！破邪の秘法の巻」「265話 揺れる大魔宮・・・！！！の巻」の4話分です。
僕
今日はとても丁寧に描かれていたと思うよ。アバン先生の破邪の洞窟の話とか。アバカムのところとか。
姉さん
冒頭のシーンはアバンに反抗するヒュンケル。ヒュンケルは尋ねます。ダイとあなたの戦闘力ではどのくらいの差があると思う？みんなが答えを知っていて一番聞いちゃいけない質問。
僕
しかし、アバン先生は答えます。「単純な戦闘力ではダイの半分にも満たないでしょう・・・・」。この”単純な”ってところがとても大事なのです。
姉さん
しかし、ヒュンケルはニヒルな顔でニヤッと笑います。
僕
カッコいいけど最悪です。この不敵な微笑みは魔王軍の軍団長のときのようです。何をやっても許されると思うなよ。ヒュンケルよ。
姉さん
これに対してアバン先生はヒュンケルに自分が今この場にいる理由を説明しようとしますが・・・ ヒュンケルがチラっと後ろを見た瞬間！！！
僕
すべてを理解するアバン先生。そして、アバンが悟ったことを知り目を瞑るヒュンケル。長兄と師。呼吸がぴったりです。
姉さん
そして、アバン先生は歩みを進めます。
僕
ふたりの間にヒューと風が吹いたのが印象的。ヒュンケルの頭上の空が少し曇ったようにも見えました。
姉さん
さて、こちらはバーンパレスの最上階。戦況を見つめていたバーンですが、アバンの復活には少し焦っているようです。ミストバーンの帰還を命じます。
僕
ミストバーンに対してカツを入れます。たわけ！！バーンの怒りに酒瓶が割れます。これはアニメオリジナルの演出だね。
姉さん
バーンはアバンにはダイにはない何か別の力があると警戒します。これが最初にアバンが言った”単純な”戦闘力では測れない何かってヤツね。
僕
そうそう。アバン先生の心の持ち方とこれから披露される新しい戦法にバーンは警戒している。
姉さん
ミストバーンはすぐには理解できないようでしたがバーンの命令は絶対です。帰還を決めます。そして、ミストバーンは続けてキルはどうしたのか？と尋ねます。
僕
バーンはキルバーンはアバンだけを付け狙うと答えます。アバンは切れる男だが１つだけミスを犯した。それは中途半端にキルバーンのプライドを傷つけたことだと。
姉さん
実は、中途半端にキルバーンを傷つけたのもアバン先生の作戦なんだよね！
僕
そうそう。バーンをもってしてもアバン先生の意図が見抜けなかったか。バーンの頭脳よりも上をいくアバン先生
姉さん
そのキルバーンは復讐心に燃えています。キルバーンが新しい仮面を選んでいるシーンは怖かったわね。キーって仮面をしまってある棚の開けるときの音は不気味そのもの。そして、謎のキルバーンの顔
僕
うーむ。キルバーンの仮面の下に何があるかは、このときには三条先生は既に決めていたのであろうか。
姉さん
それはまだ秘密ね。話はダイ達に戻ります。ダイたちが城の門に近づいたとき、やっとアバン先生はポップにヒュンケルの真意を説明します。その直後、たくさんのモンスターがひとりのヒュンケルを襲います。
僕
ヒュンケルはおとり役を買って出てくれたのです。レオナはすぐに察したみたい。うむ。レオナは理解が早い。頭脳はアバンの使徒の誰よりも優れているかも。ポップはちょっと鈍いけどそれが良いところ。
姉さん
襲い来る大量のモンスターに対峙するヒュンケル。ヒュンケルはみんなにグーのポーズをします。
僕
原作ではピースだと思ったけどな。なんでグーにしたんだろう・・・ しかし、これはもう助からないようなポーズにも見えてちょっといやだな。
姉さん
アバン先生は子供の頃のヒュンケルを思い出したみたいだね。ヒュンケルと目があったとき、寂しさと申し訳なさが同居しているような目を見て理解したと言っている。
僕
寂しさ・・・ バルトスのことかな。申し訳なさ・・・なぜ死ぬはずの自分が生きているということかな。
姉さん
ヒュンケルと魔界のモンスターの戦いが始まります・・・ドラクエ４のモンスターね。
僕
原作では最低でも１０人かかりで襲ってきたほうがいいと言いますがアニメではなし。このセリフは憎らしいほど強いヒュンケルの名言だったのにな。次回言うかな。
姉さん
アバン先生は敵陣突入の鉄則を説明します。一番危険なのは挟み撃ちに遭うこと。だから最後尾はもっとも強力な仲間が必要であること。
僕
今回はその役割をヒュンケルが買って出てくれたわけだね。もしかして、獄炎の魔王ではロカがこの役割なのかもしれない。そして、そこで命を落としたかも・・・
姉さん
アバン先生達は城の門に到達します。その門はかつてダイとバランが力を合わせて砕いた門とそっくりです。いやもっと強力な術法でさらに砕くのが困難なものかもしれません。
僕
バランとダイがタッグを組んで戦ったときの名シーン。また、この門が出てくるとはね。話の作り方がうまいわ。
姉さん
さらに話はうまく作られていてアバン先生は破邪の洞窟で修行していたという。破邪の洞窟はレオナが地下25階でミナカトールを取得したあの洞窟。
僕
ハドラー戦で破ればアバン先生が破邪の洞窟にルーラで向かうシーンがアニメオリジナルだったね。
姉さん
アバン先生は破邪の洞窟の武勇伝を語ります。地下50階以下は習得できる呪文はなくなり迷路の複雑さだけが増していく破邪の洞窟・・・
僕
こうゆうところも丁寧にアニメで作ってくれて嬉しいね。
姉さん
アバン先生が破邪の秘法を見つけたは地下150階。ポップはミナカトールは地下25階だから150階は25の6倍だから6倍強い破邪呪文が見つかったと言いますが・・・
僕
これに対するアバン先生の回答は漫画と違っていたね。「そんな単純な計算では答えは出ませんよ！」というのがアニメ。なるほど。漫画は「6倍も強い呪文はない」と言っているのに対してアニメでは「答えはない」になっている。つまり、使い方次第では6倍以上にできる可能性も秘めているということか。
姉さん
そして、アバン先生は破邪の秘法を使っては開扉呪文「アバカム」を唱えたわね。
僕
ウム。使えないと言われきた呪文アバカムをここで使ってくれるとは嬉しい。アバカムが呪文であることを知らない人もたくさんいると思う。ドラクエ１０には出てきたけど。
姉さん
開け！！古から閉ざされし魔の門よ！！
僕
めっちゃカッコいい。最強のアバカムだね。
262話 反逆児ヒュンケル！！！の巻 ヒュンケル駄々をこねる
出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 262話 反逆児ヒュンケル！！！の巻
あらすじ
ダイ達に追いついたアバン先生。これから...
263話 明かされた空白の巻 3か月間破邪の洞窟に潜り続けたアバン一人残ったヒュンケルにはたくさんの魔界の魔物が襲い掛かります。ヒュンケルは魔物を一気に薙ぎ払っていきます。一方、ダイ達は城の中に入るための門に行く手を阻まれます。ここで、アバンはダイ達が魔王軍と戦っていた間の出来事について語り出します。実はアバンは破邪の洞窟に挑戦していたのでした。そして、破邪の洞窟で破邪の秘法を見つけたのでした。アバン先生はこの破邪の秘法を使って大魔王に封印された門に挑みます。...
264話 輝け！！！破邪の秘法の巻 懐かしの呪文アバカムが蘇るアバン先生が破邪の洞窟で見つけたものは「破邪の秘法」でした。破邪の秘法は呪文の破邪力を増幅させる秘術なのでした。そして、アバン先生が大魔王バーンによって封印された門に唱えた呪文は・・・もちろん扉をあける呪文「アバカム」でした。...
265話 揺れる大魔宮・・・！！！の巻 バーンも恐れるアバンの力とは・・・アバンが生きていたことに驚愕するバーン。アバンを得て勢いを増すダイ達を止めるためバーンはミストバーンを守護に戻らせます。ダイ達はバーンの王宮を進撃していきますがなぜか道は一本道。後方の敵はヒュンケルが抑えてくれているものの、先に待ち受ける強敵を撃破していくことができるのか？戦いは益々熱くなります。...
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