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姉さん
今回のアニメは原作では「332話 響く闇からの声の巻」「333話 起って・・・！！！の巻」「334話 閃光のようにの巻」「335話 瞳の中の奇跡の巻」の4話分よ。
僕
335話はちょっとだけだから実質3話分だね。今回は冥王竜ウェルザー、メルル、ポップの閃光のように！と話題はもり沢山。
姉さん
冒頭のシーンは冥王竜ウェルザーの登場。バーンの偉業達成を祝福に嫌々ながらやって来ます。宿敵バランの息子ダイを偵察しにきたのかもしれません。
僕
ウェルザーの声は特徴的だったな。
姉さん
声優は中尾隆聖さんだわ。
僕
ほう。バイキンマンの声優さんか。そういえば、竜水晶の声優はアンパンマンの戸田恵子さんだからダイの大冒険でもこのふたりは敵対関係にあるわけか。
姉さん
このウェルザーはバランとの闘いに敗れて、現在は天界の精霊により封印されています。どうやらその魂だけがバーンのところへやってきたようです。以下は若かりし頃のバラン。
僕
バランは竜魔人化していないぞ。額に紋章もないし。そのバランに負けたとなるとウェルザーはどんだけ弱いんだ！と思うけどね。
姉さん
原作では天界の精霊はあまり目立たなかったけどアニメではばっちり描かれていたわね。
僕
これは精霊がいる天界がどんな世界になっているかとても気になるね。ダイの続編があれば天界はキーワードになるはずだね。
姉さん
そして、このシーンでは、キルバーンがウェルザーより派遣されたことがここで明らかにされます。あの方っていうのがウェルザー
僕
伏線は回収されたか。このウェルザーはちょっとでも隙があればキルバーンを使ってバーンを殺そうとしていたみたいだね。そんな姑息な卑怯なヤツだからバーンに負けたのかな。まぁバーンも決して褒められた性格ではないが。
姉さん
そのふたり、いちおうはバーンとウェルザーは神々が憎いことで意見は一致しています。なので互いの作戦に成功したほうに従うということになっていました。自分達が新たな神になる！と。これまたスケールのでかい話だこと。この話にポップは再び絶望に襲われます。
僕
なんて、デカい話をしているんだ。雲の上の会話だ・・・ 落ち込むポップ。こりゃ誰でも諦めたくなる。
姉さん
ウェルザーは戦況を見極め去って行こうとしますが、ダイを見てバランよりも下だと言います。目が死んでいると。
僕
ウェルザー位の実力者だとダイの実力は分かるんじゃない？双竜紋のダイのほうがバランより圧倒的に強い。だから、これはバーンの言う通りに負け惜しみだよ。バーンが言ったようにダイには殺気はないけどね。優しい子だから。
姉さん
ウェルザーが去って、完全勝利に酔いしれるバーン。「湧いてきた・・・ やっと湧いてきたぞ 実感が・・・ これが完全勝利だ！！」。このシーンでは360度ぐるりと回るバーンの姿がめっちゃ印象的だったわね。
僕
ポップもダイも諦めてしまい、風の音が虚しく鳴り響きます。あたりもだんだんと暗くなって絶望の中に引きづられて行きます。
姉さん
そのとき・・・ 「諦めないで！！」とポップが聞いたのはメルルの声。でも聞こえたのはポップだけのようです。
僕
どうやらメルルはポップ達に何が起こっているのが分かるようだな。
姉さん
それよりも何よりもメルルがピュラ・オブ・バーンが落ちてくることを察知してそれをみんなに知らせて逃げられたことが奇蹟だわね
僕
それができたのもメルルがポップの頭の中を見ることできるようになったから。これは・・・完璧なストーカーの完成だな。これでポップはもうメルルから逃げられない。
姉さん
ストーカーじゃなくて、想いの人とコンタクトが取れる素敵な能力よ！
僕
実際、メルルは良い娘だよね。こんな娘に思われたら心が動くわ。ポップもメルルのほうに行きそうな気がする。
姉さん
マァムはあっさり認めそう。でもね、マァムってポップがいなくなって、初めてポップは大切な人だったって気がつくんじゃないかしら。
僕
だからこの三角関係の行方はとても気になる。
姉さん
話は戻るけど、ポップはもう手がないとメルルはいいます。ですがメルルは「方法はあります！そのためにロン・ベルクさんとノヴァさんが柱に向かっています」
僕
！？ ロン・ベルクはなぜ柱の上に黒の結晶があることを知っているのだ？
姉さん
それは簡単よ。メルルはポップの頭の中身を知っているので、それをロン・ベルクさんに伝えたのよ。
僕
あー なるほど。
姉さん
柱の上にはロン・ベルクとノヴァ。ノヴァのマヒャドで黒の結晶を凍らせます。
僕
ロン・ベルクは天才だな。でも、黒の結晶をヒャドで凍らせればいいってなぜ分かったんだ。魔界での経験がそうさせたのか。
姉さん
これでこの柱の黒の結晶は動作しなくなった。だけど、すべての柱の黒の結晶を凍らせる必要があります。１つでも残っていれば超高熱が地上を走り他の柱の誘爆が必至です。もう手遅れとバーン。バーンはロン・ベルクをバーンパレスに招待します。ここにくれば命が助かると。
僕
しかし、それを断るロン・ベルク。ロン・ベルクの腹は元々決まっていた。人間と一緒に運命を共にすると。それはロン・ベルクがバーンパレスでの接待時に抜け出したときから決まっていた。筋の通す男よ。
姉さん
ロン・ベルクは言います。バーンといたときは最も退屈で腐っていくことが実感できた。反対にダイと出会ってからの数週間が短いが本当に充実した毎日だったと。
僕
このロン・ベルクさんのシーン。原作よりもずっと熱い男に描かれていて感動もんだったな。ロン・ベルクって男は凄いと思ったけど、さらに凄みが増してカッコ良かった。
姉さん
ノヴァがロン・ベルクに先生！！っていうのもいいね。
僕
ノヴァも嬉しそうだな。
姉さん
ロン・ベルクの言葉にポップが立ち上がります。ポップはルーラで柱を凍らせに向かいます。
僕
しかし、ピュラ・オブ・バーンの落下のおかげでミナカトールの光の魔法陣はもうなかった。ポップはバリアに内側から阻まれて叩き落とされてしまいます。満身創痍なのにまたも叩き落とされるのは辛すぎる。
姉さん
2回目のコレだわね。
僕
まぁ今回はミナカトールがなくなったことまでポップは頭が回らなかっただろうから仕方ないかもしれんが・・・ 大魔王から逃げられないのは恐ろしい。
姉さん
一方のロン・ベルクとノヴァはフローラ様のところに戻り、世界各地に落とされた他の柱を凍らせに向かいます。ノヴァはリンガイヤ王国、フォブスターはロモス王国です。フォブスターにはゴメスもついていき、他にルーラとヒャドを使える者をロモスで探します。人間達は人材も時間もありません。
僕
フローラ様はメルルに世界中に危機を知らせることができないか尋ねますがメルルはできないと答えます。僕としてはメルルにもう一歩頑張って欲しかったけどな。なんとかジタバタして世界のピンチを世界中の人に届ける努力をして欲しかった。今のメルルなできると思う。
姉さん
地面に叩きつけられメルルに心配されるポップですが、まだ諦めていません。諦めの悪いポップはついに大魔王からポップの名で呼ばれます。
僕
おー凄いな。ポップ。ついに大魔王に名前を覚えさせたか！！これはバーンが知る魔界の屈強の男たちの中でもポップは引けを取らない男ってことだな。
姉さん
一方、ゴメスはロモスに到着しますが、ルーラでオーザムに行ける人が見つかりません。ロモス王も申し訳なさそう。
僕
ロモス王が怒られているみたいだね。
姉さん
場面はバーンパレスに戻り、ポップはバーンにお前はどの位生きられるのか尋ねます。そして、ポップが自分の子供の頃の話をします。
僕
武器屋の息子だから、武器屋の看板があるね。ちっこいポップは可愛い。
姉さん
子供の頃のポップは死ぬのが怖かったみたい。そのことをポップのお母さんのスティーヌに話すとポップを抱きしめてこう言ってくれた。「人間はだれでもいつかは死ぬ。だからみんな一生懸命に生きるのよ」って
僕
この暖かい声の声優は小林さやかさんです。ええ声や・・・
姉さん
そして、ポップは再び立ち上がります！「一瞬・・・！！だけど、閃光のように・・・！！まぶしく燃えて生き抜いてやるっ！！！それがおれたち人間の生き方だっ！！ よっく目に刻んどけよッ！！このバッカヤローッ！！！！」
僕
このセリフはポップ最大にしてカッコイイセリフだな。クロコダインやハドラーのときのセリフも好きだったが。
姉さん
このポップの言葉を感じたメルルはそれでこそポップさんと再び惚れ直します。
僕
こりゃもう。メルルは止められんな。マァムは諦めろ。って感じ。
姉さん
このポップの魂の叫びにダイが呼応します。ダイも再び立ち上がるのでした。
僕
これでダイとポップのふたりでバーンに立ち向かえるようになりました。ですがまだまだ劣勢をひっくり返せないようです。そして時間もない。っていうところで今回は終わり。
姉さん
今回はめっちゃ濃密だったわね。
僕
うむ。気を休めて見るところがなかった。ずっと釘付けだったよ。
332話 響く闇からの声の巻 この伏線が回収される日は来るのか！？落下されたピラァ・オブ・バーン。邪悪な六星魔法陣を完成して爆発するまであと6分。数千年ごしの願いがあと一歩のところまできて感無量のバーン。そして、そのバーンに現れたのは冥王竜ウェルザー。再会したバーンとウェルザーはこれまでの魔界、地上、天界の歴史を語ります。...
333話 起って・・・！！！の巻 【悲報】ポップ氏、メルルさんに行動を完全把握される絶望していたポップに聞えたのはメルルの声。バーンのピラァ・オブ・バーンが落ちてくる前に危機を感じて彼女は仲間に危機を知らせていました。絶望するポップにまだ手はあると彼女は言います。すべての柱の黒の結晶を凍らせてしまえば爆発しないと。ロン・ベルクは既にいま落ちたばかりの黒の結晶を凍らせました。その知らせを聞いてポップも他の柱を凍らせにルーラで向かいますが・・・...
334話 閃光のようにの巻 だからみんな一生懸命に生きるのよピラァ・オブ・バーン内の黒の結晶を凍らせるために動く人間達。残り時間はあと3分です。しかし、ポップは最後まであがきます。バーンを倒して結界を消し、黒の結晶を凍らせるためです。バーンは諦めないポップに苛立ちます。ポップは言います。人間の一生は短いだから一生面懸命に生きるのだと。...
335話 瞳の中の奇蹟の巻 ポップの才能がきらめくフォブスターとノヴァのおかげで2個の黒の結晶は凍結に成功しました。残りの黒の結晶は3個です。ダイ達は必死にバーンに食らいついていきます。絶対勝利のはずのバーンですが、諦めないダイとポップに恐怖すら感じるのでした。バーンは決着を急ぐため、眼下の黒の結晶に魔法力をぶつけて、今すぐ黒の結晶を爆発させようとします。そのとき、瞳にされたはずのレオナ達が瞳ごとバーンを襲い始めたのでした。...
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