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姉さん
今回のアニメ ダイの大冒険は原作では「311話 影と死神の巻」「312話 死を超えた決着戦の巻」「313話 裁きは下った・・・！の巻」の3回分でした。
僕
今回はミストバーンとキルバーンの関係、そして、アバン先生とキルバーンの対決が描かれた回。僕としては色んなモヤモヤが残る回でした。いや、アニメでモヤモヤするんじゃなくて、原作のほうが話の作りの詰めが甘かったと思うのだよ。
姉さん
冒頭のシーンはポップのメドローアが跳ね返されて、ポップもブロキーナ老師も消えてしまったところ。ヒュンケルは「終わりだ・・・」と言いますが・・・
僕
ヒュンケルよ。諦めるのが早いのではないか・・・
姉さん
そんなヒュンケルの言葉にヒムもラーハルトも諦めてしまいます。マァムは泣き崩れます。
僕
ラーハルトは「ダイ様がお前を殺す」と言っていますが、全く手も足も出ないミストバーンにダイがどうやって勝つのでしょうか。せめて打倒ミストバーンのためにヒントが得られるようにトコトン戦うべきでしょう。
姉さん
ミストバーンはポップの健闘を称えます。フェニックスウィングを使わなければ先ほどの攻撃はしのげなかったと・・・ この「フェニックス」という言葉に反応するヒュンケル。
僕
ヒュンケルは、バーンのカイザーフェニックスとの共通点を見た。つまり、ミストバーンとバーンは共通人物ではないか・・・
姉さん
これに対してミストバーンは、ほぼ、正解だと言っておこう・・・謎解きは死んだあとにしてくれ・・・
僕
大魔王バーンが黙れる以上、影が黙るしかないっていうヒュンケルの核心を突く指摘。影がしゃべりすぎたな。あとはバランもミストバーンの正体に気がついたようだがそれをダイに伝える前に死んでしまった。
姉さん
もはや余計なお喋りは許さぬと、ヒュンケルのコメントを遮って皆殺しにしようとするミストバーンの前に現れたのはキルバーン。
僕
これに続くミストバーンの「悲劇の上塗りだな」も優越なコメント。マァムは耳を塞ぎ、再度泣き崩れます。
姉さん
もう勝ちを確信しているミストバーンですが、キルバーンに自分の正体を知りたいとはどうゆうつもりだ！と聞き返します。
僕
ここでのキルバーンの正体はアバン先生なんだけど、ミストバーンはこの時点でキルバーンは偽物だと分からなかったのかな・・・ アバン先生とキルバーンではオーラとか雰囲気が全く違うでしょ！
姉さん
キルバーンの仮面が違うかしらね。違和感を感じていたかもね。ここからキルバーンとミストバーンが始めて会ったときの回想シーンとなります。
僕
数百年前、キルバーンはある日トランプの中から現れます。ミストは、このとき、キルバーンが大魔王バーンを前にしても一歩も引かない態度に感心したという。原作を最後まで見りゃそりゃあそうだよねと思うけどね。
姉さん
しかし、ミストはキルバーンの本体を見抜けず、なぜだか図太い態度のキルを気にいってしまう。 ここから奇妙なふたりの友情関係がスタートする。
僕
ミストバーンもキルバーンも互いの真の姿は秘密のままで何１０0年間も友達だったのは凄いね。
姉さん
それと、アニメでもキルバーンはあの方の使者だってちゃんと言っているね。キルバーンとはバーンを殺せの意味。一応は協力者だけど、バーンが隙を見せればバーンを殺す殺し屋になる。特技は暗殺。
僕
あの方が誰なのか要注目だね。続編があるとすればあの方を中心に話が進むはずだから。今回のアニメでは続編があるかないかのヒントはなかったな。
姉さん
場面は今に戻りますが、「秘密を語れというキルに僅かにミスが出てしまいました。それはミストのことをミストバーンと呼ぶことです。この一言でキルが本物でないことがミストにバレてしまいます。
僕
過去回に遡ってみると、確かにキルバーンは例外なくミストバーンのことをミストと呼んでいるね。
姉さん
ミストはニセキルバーンを襲います。そして、ニセキルバーンのモシャスの呪文が解けてしまいます。現れたのはアバン。
僕
ミストは「死神はどうした？」と聞きますが、それはどうなったかは火を見るよりも明らか。キルの安否が気になるなんてやっぱりミストはキルが好きだったんだね。
姉さん
そしてアニメの後半はアバン先生対キル。アバン先生はジャッジのメガンテを喰らう前に、キルにルラムーン草から作った魔法の砂が入った手袋を現実世界を戻させました。これが目印となりリリルーラでアバン先生は異次元空間から現実世界に戻ってくることができました。
僕
キルバーンに左手が斬られるのだけど、その左手として手袋だけ斬らせるなんて至難の業だよね。この技はアバン先生しか思いつかないし、できないと思われる。
姉さん
しかし、キルが驚いているのはアバンが現実世界に戻ってこれたことじゃない。アバンがジャッジのメガンテを喰らっても生きていること。
僕
確かにいくら不思議な力に守られていてもメガンテ喰らってノーダメージとはおかしいと思う。バランだってドラゴニックオーラに包まれていてもメガンテだけはダメージを受けるって言っているし・・・
姉さん
アバン先生は回復呪文も使えるから瀕死でも回復したのかもよ。そして、メガンテをもかいくぐったアバン先生には怖いものはありません。早速、キルに向かっていきます。海鳴閃！！
僕
素早い！海破斬じゃなくて海鳴閃か。このジャッジの鎌みたいなものの柄は剣じゃなくて槍なのか。
姉さん
流石のキルもアバン先生の不死身さにビビります。しかし、キルにはまだ技を持っていました。おもむろに左手を自ら切として、その手を高速回転させて引火します。
僕
その名は「バーニングクリメイション」。クリメーションは火葬という意味。だからバーニングクリメイションは「燃える火葬」って感じか。めっちゃ熱いということか。クリメイションは死神らしい名前だな。
姉さん
アバン先生はバーニングクリメイションには小細工なしで飛び込んでいきます。そして、放つ技はもちろん「アバンストラッシュ」
僕
槍でアバンストラッシュを放ったのはこれが初めてか。ヒュンケルは使わなかったしな。見た目は通常のストラッシュと変わらないな。槍だから先端部分に大きなエネルギーをかけているんだろうけど。
姉さん
このストラッシュはキルバーンの劫火を打ち破って確実にキルバーンを捕らえました。キルバーンを真っ二つという威力はなかったけど・・・ キルの胸あたりから煙がでて、そして傷口から引火してキルは炎上。
僕
ここからアバンの不死身の謎が解明します。アバンがジャッジのメガンテやバーニングクリメイションに耐えられたのかはハドラーの灰がアバンを守っていたから。
姉さん
アバン対ハドラーは因縁の対決でしたが、最後は和解して、そしてハドラーがアバンを守る形でハドラーは消えていきました。
僕
これもアバン先生の人徳でしょう。ハドラーも良い人生を歩めて良かったね。最高の形の終わり方じゃないか！
姉さん
一方、キルはこれまで散々ハドラーを馬鹿にしてきたツケが回ってきた感じだね。身体のマグマの血に引火して自分自身が燃え始めます。現れたピロロはヒャド、ヒャダルコ、ヒャダインで消火しようとしますが、消すことはできません。
僕
ついに登場したな。ピロロ。こやつが悪の根源。
姉さん
天魔の塔のてっぺんでバーン対ダイを見ていたはずだけどキルのところへ戻ってきたのね。ピロロはアバン先生にキルを助けてくれるよう泣きつきます。
僕
これって絶対に助けたらアカンやつだね。
姉さん
アバン先生は悩みますがやっぱり助けてしまう。シルバーフェザーで消火してあげます。
僕
あーあ。助けちゃったよ。
姉さん
なんとか一命を取り留めたキルでしたが、やはりアバンに攻撃を仕掛けてきます。ピロロにファントムレイザーを復活させて再び放つ。
僕
アバン先生はこうなることは100%分かっていたと言っている。ならなんで助けるんだよ！！って思ってしまうのよ。モヤモヤ。1%の改心する奇蹟を信じてとかはあるかもしれんけど、100%信用しないなら助ける意味なし。
姉さん
100%裏切るとわかったからアバン先生は罠を張ったのよ。異次元空間でアバン先生を突き刺したファントムレイザーでね。
僕
それじゃあ生殺しじゃん。裏切ると分かっていて生かしてさらに罠を張る。いちおう、死にたくなかったら動かないことだと温情をかけるけど100%信用してないよね？助けるけどすぐ殺すってことじゃん
姉さん
まぁそれはそうね。100%信用されていないキルは、当然、アバンに向かっていきます。その瞬間
僕
敗者は首をはねられる。ピロロはキルに謎の粉をかけますがキルバーンはもう回復しません。バランの胴体斬りのときは回復したけど首が斬られたらゲームオーバー。
姉さん
と、ここまでがアバン先生の回想。
僕
あれ？大変なことを忘れているよ！ピロロはどうしたの？始末しないの？
姉さん
アバン先生曰く、「もはやあの使い魔ではもうどうすることもできないでしょうと」
僕
原作では「あえて命を取ることはしなかったが」とあるがこのセリフはアニメでは消えた。これってめっちゃ重要なセリフだと思うが・・・
311話 影と死神の巻 ミストとキルは親友だった現れたのキルバーン。アバンはどうしたのだと聞くミストーバーンにキルバーンはアバンは死んだと答えます。マァムたちは凍り付きます。キルバーンとミストバーンはバーンの側近中の側近でしたが、キルバーンはミストバーンの正体があやしくなったので、この場で詳しく話せと迫ります。しかし、ミストバーンは会話の違和感からここにいるキルバーンは本物ではないと見破り攻撃を仕掛けます。そして、モシャスが溶けたキルバーンから現れたのはなんとキルバーンに倒されたはずのアバンでした。...
312話 死を超えた決着戦の巻 ヒュンケルのようにHP：1から減らないアバン先生今回はアバンの回想の回。アバンに勝利したと確信して現実世界に戻ってきたキルバーン。しかし、斬ったはずのアバンの手がピクピクしています。そして、現れたのはアバン。アバンは自分の手袋に仕込んだ魔法の砂を手掛かりに現実世界に戻ってきたのでした。キルバーンはメガンテを喰らって生きているアバンに驚きます。アバンは再度キルバーンに戦いを挑んでいきます。ここにキルバーンとアバンに最終決戦の火蓋が切られました。...
313話 裁きは下った・・・！の巻 100%信頼していない敵を助ける矛盾アバンストラッシュは受けたキルバーンは体内のマグマの血液に火が付き、全身が燃え始めます。燃え盛るキルバーンにピロロが消火しようとしますが消すことができません。ピロロはキルバーンを助けてくれとアバンに泣き寝入りをします。アバンは一旦、羽根を使ってキルバーンを助けますが・・・...
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