ヒュンケルとの勝負がついた後、すぐに氷炎将軍フレイザードが登場しました。フレイザードはヒュンケルがずっと気にくわなかったため、ヒュンケルがダイに勝っていたらぶっ殺して上前をはねるつもりでやってきたのです。しかし、ヒュンケルが負けたくれたので相討ちにしてくれるそうで(フレイザードの優しさ!?)。
フレイザードは炎(メラ―ゾーマと思われる)を死火山に打ち込んで、死火山に活を入れました。マグマの大洪水を起こしてダイ達を一網打尽という魂胆です。ダイ達は逃げようとしますが、もうそんな体力がありません。ヒュンケルはフレイザード!と叫び剣を投げますが当たりません。フレイザードは勝ちを確信して「歓迎されていないみたいだな」と余裕のセリフで撤収します。
フレイザードは登場したときから感じ悪いやつですね。ダイの大冒険ではボス敵は魔族系が多いのですが、完全に化け物というのはフレイザードだけでしょうか。
そうこう言っているうちに、ダイ達のあたりにマグマが溢れてきました。もう絶対絶命かとそう思ったときなんとダイ達の足元が動きました。なんと、ヒュンケルがダイ達が乗っている岩を持ち上げて助けようとしたのでした。
ヒュンケルの足元にはマグマが煮えたぎっています。通常の人間がマグマに乗ったら一瞬で沸騰してしまうと思うのですが、ここはご愛敬ですね。深くは考えないことにします。
そして、ヒュンケルはクロコダインの魂に呼びかけ力を借りて岩を安全なところへ投げます。クロコダインはいつでもヒュンケルのそばにいますよ!ダイ達はヒュンケルにより助かりましたが、ヒュンケルだけはマグマに沈んでいくのでした。
マァムは叫びました。ヒュンケル~~!!
魔剣戦士 ヒュンケルは不死騎団とともに溶岩の中へと消えた・・・ 不気味な火山の響き・・・ うず巻くマグマの鳴動・・・ それはまるで死してもなお戦い続ける戦士たちへの子守歌のように山々にこだましていた・・・ ・・・いつまでも・・・ いつまでも・・・
引用)ドラゴンクエスト ダイの大冒険 47話(さらば孤独の戦士の巻)
また、不死騎団のモルグは、ヒュンケルさま・・・せめてこのモルグが冥土の案内人となりましょうと言い残しマグマの濁流に消えていきます。チリーン・・・ 悲しい音ですね。極悪非道な魔王軍ですが、漫画で見ているぶんにはそんなに悪い軍団には見えませんでしたね。モルグにはもっと活躍してほしかった。
ヒュンケルがマグマに飲み込まれた後の、鬼岩城では、フレイザードがはしゃいでいます。ハドラーとザボエラもニヤニヤ喜んでいる模様。ミストバーンは・・・(ここは深く解説したいですがネタバレすぎになりそうなのでやめておきます。) バランもすべてを見抜いているようです。バランはヒュンケルを気に入っているようですから悲しんでいるかもしれません。
さて、次回からはレオナ姫の行方を探すことになります。