ヒュンケルが放った技を間一髪で避けたダイとポップ。ヒュンケルはこの技こそがアバン流刀殺法を打ち破る必殺技ブラッディースクライドだといいます。
そして回想が始まり、そのシーンではヒュンケルはアバンに師事しています。そして、卒業の日にヒュンケルはアバン殺害を目指します。そこで放った技こそが、冒頭の1コマであるブラッディ―スクライドの原型です。
ここで考察。ダイ達に放ったブラッディ―スクライドは剣を順手で持って放っていますが、アバン殺害未遂のときは逆手。（つまり、アバンストラッシュと同じ持ち方になっています。）ブラッディ―スクライドはアバンストラッシュを破る技だと思いますが、アバンストラッシュの構えを参考にしたのではないかと思います。
しかし、アバンを襲ったときの段階では、ブラッディ―スクライドはアバンに弾き返されてしまうため未完の技だったと推測されます。しかし、威力は十分だったようで、打ち返さなければ、確実に殺されていただろう・・・アバンはこう思いました。
恐るべき剣の冴え・・・ ・・・まさに魔性の剣だ・・・
引用）ドラゴンクエスト ダイの大冒険 37話(黒き最強剣の巻）
ブラッディースクライドはアバンへの恨みで作った暗黒闘気の技であることは間違いないようです。一旦敗れたブラディースクライドですが、逆手で持っていたもの順手にするなど改良を重ねて今の形に至ったのだと思います。と考察してみましたが、アニメ版では順手に戻っていましたね。（アニメのほうも確認してみて下さい。）アバンの返り討ちにあい、川に落ちたヒュンケルはミストバーンは拾われて、ミストバーンを闇の師として魔王軍の幹部になっていきます。
今回の話の後半は、マァムがヒュンケルにマヌーサがをかけるというシーンがあります。ヒュンケルは簡単に打ち破ってしまうのですが、ドラクエのちょっとした呪文を漫画で使ってくれるのは嬉しい限りです。アニメ版のマヌーサの演出はとっても良かったです。ヒュンケルはマァムには剣は振るわず、ひじうちでマァムを気絶させます。ここは武人ですね。
そして、この話の最後に、ダイは力を振り絞って、ヒュンケルの鉄仮面の剣が離れた部分を狙ってメラを放ちます。ヒュンケルに命中したようですが、効果はどうなったか！というところで今回はおしまい。
