第2巻

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 20話(驚異の魔弾銃の巻)

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出典)ドラゴンクエスト ダイの大冒険 20話(驚異の魔弾銃の巻)

 この回は焼けつく息でマヒして動けなくなったダイをキアリクが入った魔弾銃で回復させ、さらにクロコダインの真空の斧をヒャダルコの入った魔弾銃で封じた回。魔弾銃が大活躍です。アニメでいうと第7回です。

この魔弾銃はよくできたもので、メラやヒャドのような攻撃呪文だけなく、キアリクのような回復呪文も撃つことができます。ベホマを入れるとどうなるか興味があります。もっといえば、マホカトール、ラナリオーン、ザオラルとかは入れられるのでしょうか?呪文の性質上難しいと思いますがメドローアはどうでしょうか?

この魔弾銃はアバン先生が作ったもので、バダックがいうには作った人間は天才だそうです。たしかにアバン先生は天才ですから作れそうですよね。

原作者の三条先生はどうして魔弾銃の設定を作ったのでしょうか?魔法使いはポップがいるのでキャラというか技が被ってしまいますよね。1つはポップが弱いからその補助の意味があるのでしょうか。もう1つはアバン先生のあの名セリフ(これは次回に取っておきます)を言うため。

呪文を弾にして鉄砲で撃つというアイディアは素晴らしい。子供のころは面白い道具だなぁと思うだけでしたが大人になるとどうして三条先生はそんな発想ができるんだと舌を巻くばかりです。実際のビジネスでもそんな発想が得られれば!!0から1を生み出したいと思うばかりです。

0から1を生み出す発想法は色々なものが考案されていますが、川喜田二郎氏の「発想法」が僕は好きです。これは1967年に出版された古い本なのですが、その価値はいまでも変わらず漫画としてリメークされています。この本で取り上げられる発想法は問題の整理から入るので何かピーンと閃くものではないのですが天才ではない普通の人が発想していくには十分参考になるものと思います。リンクを置いておきます。

まんがでわかる 発想法 ひらめきを生む技術

また、脱線してしまいました。僕が思う魔弾丸が出てきた理由はやっぱりポップが弱いからだと思います。ドラクエといえば呪文。やっぱり呪文のかっこいいところを漫画でも見せたい。でも、ポップはまだ弱い。これを補うために魔弾銃の設定を作ったのでしょう。僕の予想ですが。実際にマァムはポップが呪文を使う以上に効果的に魔弾銃を発射してよりドラクエらしさを演出できている気がします。

今回の名言

おお そりゃもうおれのヒャドっていったら天下一品と評判で・・・

by ポップ