アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 第10話予告 「いざパプニカ王国へ」
今回のお話は漫画では31話から35話までの5話分です。相変わらずアニメのほうは超特急で進んでいますね。漫画の感想ブログをほぼ毎日更新していかないとアニメには追いつかないと思います。
さて、今回のお話はクロコダインを倒したダイに勇者を名乗ってはどうかとロモス王が打診するところが始まります。ダイは断りますが、みんながダイは勇者だと思っています!!そして、王様はダイ達に新たな装備をプレゼントします。なぜか宝箱に入っているのはドラクエおなじみですね。服装の他に、ダイには「鋼の剣」、ポップには新しい杖が与えられました。この杖の名前を忘れてしまったため調べたところ「魔法のステッキ」だそうです。この杖はあまり役に立ちませんでしたね。
ロモスでの祝宴の後にブラスをデルムリン島におくってから、ダイ達はパプニカに向けて出発します。ブラスをどうやってデルムリン島へ連れて行ったのかはアニメ版では描写がありませんでした。漫画版では、魔法の筒で運んだのを描かれていたので、アニメ版でもたぶんそうですね。また、ブラスを守るためにロモスのお付きの兵士がデルムリン島に住むことになるのですが、アニメ版ではいなかったですね。後のダイが「覇者の冠」を取りにデルムリン島に戻るとき、南国生活を満喫しているようなお付きの兵士もいたのですが、アニメ版ではどうなってしまうのでしょうか?(まぁ ロモスの兵士程度ではザボエラが再来した場合勝てないような気がするのですが)
その頃、ハドラーは鬼岩城のハートの間でベギラゴンと強力な肉体をバーンから与えられます。これでギラとイオを極めたハドラーは言っていますが、これまでベギラゴンを使えなかったほうがおかしいのではないかと思います。仮にも魔王ならベギラゴンは使えて当然でしょう。
そのハドラー、ハートの間にかけつけたザボエラに軍団長の招集を命じます。全軍を使ってダイを叩くようです。このシーンは漫画通りです。
ダイ一行は船でパプニカを目指しています。聖水を注ぎながら進む船の航路は順調のようです。しかし、あれだけの量の聖水を巻くのにどれだけのお金がかかるのでしょうか?聖水はドラクエ3では20Gです。たぶん、1回分はせいぜい100ml程度でしょうから、アニメで放水している量をみると少なくみて1時間あたりに100リットル位は使ってそうなので、パプニカまで1日かかるとするとざっと480000Gは必要です。後の話で出てくるドラゴンキラーは15000Gでレオナも買えない価格だったので、480000Gとは途方もない値段です。
船の上では、ポップがマァムの肩を抱くシーンがありますが、ここはカットされずに放送されて良かった。テレビで放送できるのはこのくらいまでか・・・。ポップはクロコダインとの闘いで人間としての器や魔法使いとしてのグレードがぐーんとアップした模様。
さて、話はまた魔王軍に戻ります。フレイザードは北方の国オーザムを攻略中のようです。炎の部分がピカピカしていて最新のアニメ技術が駆使されています。そのフレイザードはハドラーの指令を受けて鬼岩城に戻りますが、部下のフレイムやブリザードに後始末に村を焼き払って、生き残りを氷漬けにしろと言います。漫画版では女子供もすべて焼き払えだったのでちょっと改変されていますね。
鬼岩城に戻ったフレイザードは激高しています。バランは暑くてかなわんとフレイザードをあしらいます。彼が怒っているのはヒュンケルがダイ抹殺の勅命を大魔王バーンから受けたからでした。抜け駆けは許さん!!ということですね。
このシーンでは新キャラとしてバランとミストバーンが初登場。バランの声(声優は速水奨さん)はやっぱり渋い。ミストバーン(声優は子安武人さん)はちょっと想像していたミストバーン像よりも声のトーンが高い。というか子安さんそのもの。ここで、名言である「大魔王様のお言葉はすべてに優先する。」を発します。イメージとは違うけど、こんなミストバーンもあり?
また、ダイ達の話に戻し、ダイ一行はパプニカに到着します。風光明媚だったパプニカは魔王軍によって破壊しつくされていました。膝を落とすダイ。そして登場したヒュンケル。ヒュンケルにはダイの大地斬、海波斬、そしてアバンストラッシュも通じません。ヒュンケルは自分はアバンの一番弟子ではあるが、アバンの教えを背き悪に身を染めた魔王軍の不死騎団長だと名乗ります。ヒュンケルの登場シーンやセリフは概ね漫画通りです。
しっかし、今回も進みましたね。漫画5話分です。僕は漫画が頭に叩き込まれているので問題ないのですが、初見の人は話をすべてこちらで消化できないまま進んでいるかもと危惧しています。まぁ、アニメのドラゴンボールのようにめちゃめちゃ引き延ばされるよりは良いかもしれません。