ハドラーはクロコダインが倒されたことを受け、残りの魔王軍の軍団長を鬼岩城に招集しました。集まった軍団長は、氷炎将軍のフレイザード、妖魔師団長のザボエラ、超竜軍団長のバラン、魔影軍団長のミスとバーンです。
最初の一コマが軍団長が集まったときの様子です。ハドラーは当初、この場で全軍団を集結させてダイを叩くことを伝えるつもりでした。しかし、その構想は残念ながら空振りとなり、この集結は意味のないものになりました。なぜなら、大魔王バーンは不死騎団長のヒュンケルにダイ抹殺の勅命を与えていたのでした。
今回はフレザード、バラン、ミストバーンが初登場となりました。一挙に3キャラとは豪華ですね。
まずフレイザード。彼は狂暴で冷徹な本当に悪の塊です。生き残りの女、子供まで焼き払えと部下に命令するほど残酷です。魔王軍の切り込み隊長と呼ばれています。個人的にも一番イヤなキャラでしたね。ギャハギャハしていている感じがなんとも。でも、彼がいたからこそ、話が盛り上がるのですが。
次にバラン。彼は他の軍団長に一目置かれているようです。ザボエラはバランに対していらしていたのですか?と敬語さえ使っています。対してフレイザードにはため語なのでバランは強いんだなと思いました。(フレイザードもザボエラに対してはザボエラのじじいと同じようにため語)バランのその驚異的な実力は既に知られていたのでしょう。城塞王国リンガイヤを1週間で潰してきました。
なお、ザボエラはバランが実力者ということは理解していても、彼がドラゴンの騎士であることは知らなかったようです。というか、ドラゴンの騎士についての知識が全くないようです。ザボエラがドラゴンの騎士の存在を知らないというのはちょっと変ですね。ザボエラはたしか890歳であり、妖魔師団の団長という地位なので知識は相当にあるのではないかと思われるからです。考えられる理由としては・・・ 自分の得になること以外は知ろうとしなかったということは考えられますね。出世できそうなことなら飛びつくのですが、それ以外は全く興味なしということはありますね。
最後はミストバーン。彼はこの段階ではまだ謎ですね。セリフもありません。彼の正体は本当の最後のほうで明らかになります。ここではネタバレしなようにしておきましょう。
さて、ダイ達はパプニカの城に到着しますが、既に廃墟になった姿を見て愕然し膝を落とします。そこへガイコツ剣士が襲ってきますが、不意にアバン流刀殺法の大地斬によりガイコツ剣士が一掃されます。この大地斬を使ったのは一体だれかというところで今回のお話は終わりです。