怒り狂ったクロコダインがロモス城へ向けてまっしぐら。それを追ってダイもロモス城へ向かいます。マァムはポップを連れてダイを追いかけようとしますが・・・
怒りに震えるクロコダインを見て、当然、ニセ勇者御一行は逃げることを選択します。そして、ポップはニセ勇者に賛同します。マァムは、最初、ポップの態度が冗談かと思いますが、ポップが逃げることしか考えていないと分かるとポップを殴って泣き、こう言います。
・・・ポップ・・・あなたアバン先生から何を習ってきたの・・・！？・・・ダイもあなたも・・・2人とも先生の敵を討つために命をかけて戦っている・・・そう思ったからこそ・・・私ついてきたのに・・・仲間になったのに・・・
引用)ドラゴンクエスト ダイの大冒険 24話(百獣総進撃!!の巻）
あー ポップはまだまだダメダメ男ですね。アバン先生がポップに与えたものはポップの中にまだ眠っています。
アバン先生がポップを弟子に選んだ理由は何でしょうか？ポップの力は勇気であることが物語の後半で示されていますが、ポップが勇気の力の素質をあることをどのように見抜いたのでしょうか？
ポップは魔法の天才であることはアバンがポップに会ったときに見抜いていたと思うのですが、勇気を持てばその力は凄まじく増大できると感じるものがあったのでしょうか？だから、ポップの力を勇気として、勇気をもつことの大事さを教えようとしていたのかもしれません。
結果的には優しいアバン先生は甘えん坊のポップをうまく導くことができませんでしたが、勇気があれば賢者＝大魔導士になれると予測していたのでしょう。ポップがアバン先生の後に師事したマトリフ師匠はポップを厳しく修行して、ポップの秘められる力を高めましたが、本当の勇気の力が発揮するのは本当に最後のほうです。
勇気の力が発揮されてからのポップは本当に強かったですね。ダイをも凌ぐ力を身に着けたようにも見えました。
そんな力を身に着けるのはまだまだ先です。マァムに殴られてひ弱な男子ポップ。いくらなんでも仲間を見捨てて逃げるのはどうなんだと思うところです。頑張れポップ。ひとかけらの勇気が自分自身と仲間を救うんだ！
