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姉さん
今回のアニメは原作では「111話 竜の一刀の巻」「112話 死を超えた一撃！！！の巻」「113話 父との決別の巻」「114話 最後通告の巻」の4話分よ。111話の途中からスタートだから実質3話ぐらいね。
僕
今回は戦闘シーンがたっぷりだったね。今回は展開はゆっくり目でした。
姉さん
今回はクロコダインが怪力を使ってヒュンケル上空に投げ飛ばすシーンからスタートよ。
僕
ここのヒュンケルのセリフがいいんだよね。
「あの死に様を見てじっとしていられるような奴は男じゃない・・！！！」
ヒュンケルもこんなことを言うんだ。ほら、ヒュンケルはクールだからさ。常に冷静に対処しようとするでしょ。だけど、ちゃんと熱い心も持っているんだって改めて思ったんだよ。
姉さん
ヒュンケルの目的はバランにダメージを与えることではなくて、ダイに剣を渡すことだった。ライデインで迎撃されたヒュンケルがヒューンと落ちていくシーンは何故か印象的だったわね。あー落ちて行くみたいな。
僕
落ちていく２～３秒は人間の儚さみたいのを感じさせたよ。でも、ヒュンケルは心の中でガッツポーズをしてたんだよね、やるべきことをやり切ったみたいな。
姉さん
そして、ダイが受け取ったヒュンケルの剣。この剣、妙に長く感じたわね。ヒュンケルより背が低いダイが持っているからかしら。
僕
漫画を見返してみると剣の全体が描かれたコマがない。だから剣の長さの感覚が今まで分からなかったんだ。空中戦だから剣の長さは関係ないかもしれないけど、地上戦だと長い剣だと戦いづらそうだよね。
姉さん
そして、剣を交えたバラン。ヒュンケルの剣の強度を見抜き、ギガブレイクで決着をつけるため雷撃呪文を唱えます。
僕
ダイはバランの呪文がギガデインではなくてライデインであることを見抜くのですが、アニメ版では分かりやすく、ライデインがオレンジ色の細いエネルギーだったね。
姉さん
ギガデインはアニメでは一貫して大玉の黄色のエネルギーだったのでみんなも気がついたよね。
僕
一方の漫画のほうは下のようにライデインブレイクは通常のギガブレイクと絵的に違いがなかったので、説明がないギガデインとライデインの違いは読者にはわかりません。
姉さん
これはバランも魔法力が尽きかかっているってことだね。クロコダインの身を盾にしてバランの魔法力を削っていたのがここに来て効いてきた！
僕
ダイもライデインストラッシュで対抗。お互い最後の魔法剣で勝負を決しようとします。
姉さん
ダイのライデインを唱えてライデインストラッシュの構え。
僕
だけどね、ダイのライデインストラッシュは想いがこもっていた！「おれの想いでを１つにしてお前にぶつけてやる。」
姉さん
想いを込めるダイ。思い出の背景が次々に変わるのは感動的だったわ。思い出のパワーってどんなものなのかしら。
僕
表現悪いけど火事場のバカ力みたいな力。会心の一撃なんじゃないかな。気持ちが乗っていると力がでるじゃん。逆に気持ちがこもっていないとパンチが軽くなるでしょ。
姉さん
さて、ここからが決着がつくまでが長いのよね。空中でふたりは激突。２つの光の矢がぶつかり一進一退が続きます。剣は振るわず殴り合い。ドラゴンボールの戦闘シーンような感じだったわ。
僕
ダイ対バランの最終決着だからね。このシーンは物語前半の最大のハイライト。ここはしっかり描かないというアニメスタッフも気合いれたんじゃない。CG駆使の力作になっていたね。
姉さん
さて、バランが膝がっくんの作戦にでます。これはわざと体勢を崩したように見せかけてダイの隙をつく老獪な作戦。ダイが近づいたところを紋章閃でダイを打ち抜きます。
僕
漫画ではここがクライマックスだったのですが、アニメは第２ラウンドに突入。紋章閃で腕を打ち抜かれたダイですがキックで対抗します。
姉さん
漫画を知っている人はアレ！？と思ったはず。死闘はここで終わらせられなとスタッフが思った!?
僕
そうだと思うけど、それなら膝がっくん作戦が不要だったのでは？中途半端な感じになったのは否めない。次のポップのあの世シーンと戦闘シーンが交互に挟む演出だからこうなってしまったのか・・・
姉さん
一方、ポップをザオラルで救おうとするレオナ。反応のないポップにレオナの焦りの色が見えます。そのとき、ゴメちゃんが光かり始めて・・・
僕
場面はあの世（？）に歩みを進めるポップ。アニメ版では漫画版にはないセリフがいくつか追加されています。僕が一番原作と違うと思ったのはあの世の天気です
姉さん
あの世は晴れていたね。
僕
僕は、漫画版はあの世は曇りで描かれたんじゃないかだと思うんだ。死んだので重苦しい雰囲気で描かれたと思う。一方のアニメは雲は多かったけど晴れだった。天国はいいところだよ～ってポップを誘導している感じだった。僕はね、どっちかというと重苦しい雰囲気のほうがマッチしていると思うんだ。ポップの無念があったほう良いと思うんだよ。
姉さん
アニメ版のあの世は晴れっぽくて、ポップはやることやり切ったぁって感じで死んでも悔いなしって感じなのかしらね。
僕
アニメではセリフの追加もあった。ポップのセリフは面白かったね。バランが自分の周りにいないことに対して「あいつは別なあの世にいってるのか？」だって
姉さん
ポップには申し訳ないけど、バランが居ないと思うのはちょっと変ね。メガンテだけではバランを倒せないでしょう。アバン先生のメガンテでハドラーすらトドメをさせなかったのに。
僕
この辺の甘さがポップなんじゃない？しかも爆発の直前に逃げられたことも気づいていないし。
姉さん
そこへ現れるゴメちゃん。しゃべっている。アニメではピィピィ泣いているゴメちゃんの鳴き声しか聞いてなかったから新鮮だったね。
僕
ゴメちゃんがしゃべるのが違和感あったね。いい意味で。漫画ではあの世はなんでもありだなぁぐらいにしか思っていなかったけど、アニメでいざしゃべっているゴメちゃんの声を聞くとびっくりみたいな。アニメは音でも楽しめるのだ。と改めて思ったよ。
姉さん
それに歯を食いしばるゴメちゃんも貴重よ！
僕
っていうかゴメちゃんに歯があるのか？
姉さん
あるわよ。原作にも描かれている。
僕
あ、本当だ。ゴメちゃんって普段は何を食べるんだろう。
姉さん
ゴメちゃんのポップの奮起を促す挑発。そして、ポップが腰の入ったあの世からの渾身の一撃！「オレはダイを見捨てたりしないぞぉー」あの世の想いが現実世界にも通じてポップがベギラマと思われる呪文をバランに放ちます。
僕
バランが「これで最後だ。ギガブレイクに散れ！」と言ったところでポップの呪文がバランの背後から当たります。ポップの生き返りに驚くバラン。
姉さん
そして、この隙を逃さなかったダイ。一気に空に駆け上がりライデインストラッシュを決めます。
僕
まさに激闘。バランは剣が折れ傷ついて空中から落下します。ダイもダメージを受けますが無事に生還しました。
姉さん
バランの真魔剛竜剣は折れたというよりもダイが執念で斬ったという感じだったわね。
僕
原作では折れた感じだったけどね。正面突破でぶった切ったという印象を受けたよ。
姉さん
勝利したはずのダイでしたがレオナが泣いています。結局、ポップが生き返らなかったようです。
僕
メルルが震えて泣いているね。アニメでは強調して描かれていたよ。メルルはポップのこと好きだもんな。ヒュンケルと獣王は諦めたようにも見えるが・・・
姉さん
そこへ現れるバラン。バランはポップがダイを想う気持ちに心を打たれ、自らの血をポップに与えます。アニメのこのシーンでは、獣王が「何の真似だ」とバランに言うセリフが加わっています。
僕
ポップが手を動かし、レオナがポップの心臓に耳にを手ている。ポップに覆いかぶさっているレオナにドキドキした。そして、ポップが生き返ったのレオナの言葉にメルルが泣いている。2回目。
姉さん
そして、見かけによらずしぶとい小僧だと言い残してバランは去っていきます。夕日に向かって歩く孤高のバラン。とても印象的だったわね。
僕
ただね、「竜は去ったか・・・」のミストバーンとキルバーンの原作シーンがなくなっているのは悲しかった。ここは残して欲しかったな。
111話(竜の一刀！！！の巻) ダイの大冒険ではザオリクは反則レオナから貰ったパプニカナイフはドラゴンの騎士の力に耐えられずに燃え尽きてしまいました。一方、バランの持つ真魔剛竜剣はドラゴンの騎士の一撃に耐えうる唯一の武器です。バランはこの真魔剛竜剣を手に取りダイに向かいます。...
112話 死を超えた一撃！！！の巻 (死んでも友を思う心とアバンストラッシュ)
出典）ドラゴンクエスト ダイの大冒険 112話(死を超えた一撃！！！の巻)
あらすじ
剣を交えたダイとバラン。互いにライデインの魔...
113話(父との決別の巻) ポップが生き返る！アバンストラッシュ対ギガブレイク。ポップの呪文でバランがたじろいだおかげでアバンストラッシュが一瞬早く決まりました。勝利に喜ぶダイでしたが鎧の魔剣がダイの一撃に耐えられずに崩れ去るのでした...
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 114話(最後通告の巻)大魔王バーンに呼ばれたハドラー。バーンはハドラーの失敗を３つ挙げます。クロコダインとヒュンケルを敵に回したこと、バルジ島で全軍を率いたのにうちもらしたこと、そしてダイがドラゴンの騎士であることをバーンに伝えなかったこと。この３つの失敗によりハドラーは死刑になるところでしたが、バーンはハドラーには勇者アバンを葬った功績があると言います。バーンは最後のチャンスをハドラーに与えます。今度、バーンに謁見する前にダイとその仲間を全滅させよ。それができなければ処刑であると。...
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