第8巻

112話 死を超えた一撃!!!の巻 (死んでも友を思う心とアバンストラッシュ)

出典)ドラゴンクエスト ダイの大冒険 112話(死を超えた一撃!!!の巻)

あらすじ

剣を交えたダイとバラン。互いにライデインの魔法剣で最後の勝負に出ます。ふたりとも最後の勝負になると気づいており中々技を繰り出しません。一方、ザオラルを唱えられているポップはあの世の入り口でゴメちゃんに出会います。そして、ダイを見捨てるなんて弱虫と言うゴメちゃんに対して、ダイを見捨てないと死んでいるながらも呪文をバランに放ちます。これにより一瞬たじろいだバランにダイはアバンストラッシュを決めます。

雑談

姉さん
姉さん
ヒュンケルの剣を受け取ったダイ。これで互角ね。

僕
いや、ヒュンケルの魔剣でもダイのパワーに耐えられないみたいだよ。

姉さん
姉さん
じゃあ、勝ち目がないってこと。

僕
いや、ヒュンケルも言うように一撃なら耐えられそう。つまり、一発で技を決める必要がある。

姉さん
姉さん
その分、ダイが不利ってことね。バランの持っている真魔剛竜剣は何撃もできるんだから。

僕
剣の耐久性はバランのほうが上だけど、バランの魔法力も尽きて来たみたいだからそんなに有利でもないみたい。バランがギガブレイクを放つための唱えた呪文はギガデインではなくライデインだから。

姉さん
姉さん
ギガブレイクじゃなくてライブレイクってわけね。ダイもライデインの魔法剣であるライデイントラッシュで対抗だわ。

僕
ダイはおれたちが勝つ!!と宣言するね。オレが勝つじゃなくて

姉さん
姉さん
「ダイの力」と「先生の技」と「ヒュンケルの剣」と「ポップが取り戻してくれたおれの思い出」の合体技。ダイは友情の勝利と言いたいわけね。

僕
みんなの力で勝利っていうのがいかにも日本的ではある。それが悪いとかじゃなくて。みんなで頑張ろうという思想教育は漫画にも入っているんだなって思って

姉さん
姉さん
みんなで頑張る的なのは反対なの?

僕
いや、反対じゃないけど。同調圧力が強すぎて個性が殺されてしまうの今の日本だからそこには気がつかないと。日本のサラリーマンが元気がないのは会社全体で頑張ろうとして個をひたすら滅して働いているから。個々の力を自由に発揮できる仕組みがもっとあっても良いと思うんだ。

姉さん
姉さん
あんたも中学生じゃなくてもういい年だからね。思うところもあるのね。 話は戻って、ライデインストラッシュ対ライブレイク。お互いにタイミングを計っています。

僕
ここで、バランはある作戦を実行します。 それは、わざと体勢崩したフリをします。これを見て技を決めに行こうとするダイ。

姉さん
姉さん
罠にはまってしまったのね。紋章閃で肩を貫かれ一気にピンチに・・・

僕
一方のレオナはポップにザオラル中。効果がないかと思ったところでゴメちゃんが光ります。

姉さん
姉さん
ゴメちゃんってすごい重要なキャラだったんだよね。あとになって分かるけど。

僕
そうそう。思い返してみれば納得できる。ゴメちゃんの凄さ。

姉さん
姉さん
今回のゴメちゃんはあの世に行きかけているポップを引き戻しに来ます。

僕
今回のゴメちゃんはいつもゴメちゃんとは違って、強気のゴメ。ポップを挑発してポップの再起を促します。

姉さん
姉さん
ポップは、ゴメちゃんの狙い通りに「ダイを見捨てたりしねえぞぉぉ!!」と叫び、現実世界では呪文をバランに放なっています。

僕
死してもダイを助けたい気持ちがポップを動かした!ってことだね。奇跡だね。僕としてはそんな奇跡ちょっと納得いかないけどね。うまく出来過ぎてない?

姉さん
姉さん
これもゴメちゃんの力が大きかったってことよ。深く考えたら負けよ。

僕
これにより隙が生まれたバラン。アバンストラッシュを決めがバランに炸裂します。