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あらすじ
ポップの前に現れたのはマァム。マァムはみんなが心配になり来たのだと言います。ポップはマァムに若干の違和感を感じますが迎い入れます。そのマァム、しばらくポップとふたりでいたいと。そして、ポップにキスをしようとせまります。・・・束の間のいい雰囲気になったとき、マァムは突然牙をむきました。ポップの首に毒を盛ったのです。なんとマァムの正体はザボエラでした。そして、ハドラーの影もありました。
雑談
姉さん
現れたマァムは実はモシャスで化けていたザボエラ！
僕
そういや、バルジ島では部下を自分にモシャスかけていたね。このモシャス、ダイの大冒険では結構出てくる呪文だね。しかし、ポップはマァムがザボエラってことに気がつかなかったのかね。匂いとかで。
姉さん
匂いって何よ。なんかいやらしいわね。マァムの匂いはなかったと思うわ。なぜなら魔香気なるザボエラが作り出した気体があたりを充満していたからね。この魔香気、眠りの効果があるようで、むしろマァムよりいいよりセクシーな匂いだったんじゃない？
僕
その魔香気、ポップには効果が薄かったみたい。これもドラゴンの騎士の血をバラン貰ったからだね。
姉さん
そうそう。派手さはないけどドラゴンの血で地味にポップは強くなっているね。
僕
そうは言っても、精神的にはまだ未熟で、マァムに言い寄られてトロンとしてしまい、首筋に毒を注入されちゃう。まだまだ、修行が足りないポップ君でした。駄目だよポップ。そんなに簡単にやられちゃ。
姉さん
完璧すぎないところがポップのいいところなの。ヒュンケルは完璧だけど、ちょっと抜けているポップのほうが親しみやすいと思うわ。
僕
そこへ現れたのはハドラー。全員眠らせて暗殺する計画です。こんな計画を仕掛けてくるなんて驚きです。ハドラーらしからぬ。卑怯な手だ。それともそちらのザボエラさんの思い付きかな
姉さん
はーい。ザボエラです。いかにもザボエラっていう手でしょ！
僕
こんな計画に乗ったハドラーはもうどうしょうもないね。腐ットラー
姉さん
よっぽど追い詰められたことよね。
僕
でもね、仮に上手くことが運んでも後味悪いとか思わんのかね。
姉さん
バーンに処刑されるから手段を選べないって言っているけど。
僕
だからといって卑怯な手を使ったらおしまいよ。僕たちの世界でも、どうにもこうにもならなくて犯罪まがいのことをして、事態をさらに悪化させた例はいくらでもある。これは教訓でもある。
姉さん
正々堂々として負けるときには全力を出して負けろと。
僕
男ならそうありたいよね。それにね。卑怯な手を使って勝ってもその勝利は長くは続かないと思うんだ。自分の実力がないからまた別な敵がすぐに出てきてピンチになってしまう。いやいや、そんな損得勘定するんじゃなくて、正々堂々と戦うことに男の価値がある！
姉さん
ポップも分かっているようで、ポップのセリフもいいわね
僕
このクロコダインのおっさんのセリフとは
姉さん
あーこのセリフかぁ。逆切れのセリフね。このふたりの辿る運命もなんとなく似ているわね。そして、その逆切れしているハドラーに言ったポップのセリフは
僕
ポップ、カッコいい！！修羅場をくぐり抜けてきたポップだから言える言葉だよね。うんうん。よくここまで成長した。まぞっほも喜んでいるよ。 このセリフは僕が子供の頃にかなりささってね、座右の銘に近い言葉だったんだよ。ずっと、正々堂々としていようと思ったもんだ。実際は何回も逃げたけどね・・
姉さん
あんたはまぞっほになったってわけね。
僕
だけど、その言葉を捨てたわけではないよ！中年になっても頑張るのだ。男の戦いには勝ち負けよりも大切なものがある！！
姉さん
ハドラーもポップの言葉に「うぐっ！！」って言葉を失っている。ってことは、ハドラーはザボエラと違ってプライドはあったんだね。
僕
先を読んでいくと分かるけど、この言葉は今後のハドラーに大きな影響を与えているのは間違いなさそう。
姉さん
そうね。ネタバレになるから言わないけど。ポップの言葉がなければハドラーは変わらなかった可能性が高いわ。
僕
一方のザボエラは全く変わらず。ある意味一貫している。ハドラー様に説教をたれたポップにさらに毒を注射して殺そうとします。やることがなんか姑息というかなんか。
姉さん
ザボエラの卑怯っぷりはある意味清々しいわ。
僕
まぁ間違った信念を突き通したおかげで悲惨な最後になるんだけどね。
姉さん
そしてザボエラがポップに毒の注入でトドメを刺そうとしたとき、ズバッアっとバギと思われる空気の刃がザボエラの腕を切り落とします。
僕
その呪文を唱えたのがマトリフ。なんとマトリフ！突然の登場で驚きました！ここでマトリフかよって！！
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