まぞっほに勇気をもらったポップはダイのもとへ駆けつけます。そして、クロコダインとの一対一の対決を申し込むが一体結果はいかに・・・
クロコダインに挑むポップ。彼は自身の最強の呪文であるメラゾーマに運命を託します。ただ、メラゾーマがブラスに当たってはブラスの命が危ないので、クロコダインに「俺のような小物でも人質作戦を使うのか」と挑発しをサシでの勝負を挑みます。
そして、一対一になり間合いを図って放ったメラゾーマ。やったか！クロコダインに効いたようにも見えました。しかし・・・クロコダインは真空の斧を使いメラゾーマの直撃を避けていたのでした・・・
これで万事休す。ポップはクロコダインの一撃を受けてしまい、さらに魔法の杖（マジカルブースター）も砕けて万策尽きたかと思われました。
しかし、ポップは絶望的な状況で秘策を思いつきます。それが冒頭の1コマです。
マホカトールは、破邪の呪文で光の魔法陣です。この魔法陣の中にいるモンスターたちは魔王の邪悪な意思を排除できるため魔王の手下にならずに済むという呪文です。
ポップもマホカトールを使ってブラスの邪悪な意思を消し去ろうとしました。
杖を砕いたのも計算通り。砕いた杖の魔法石をブラスの周りに集め五芒星を作り、これをもとに魔法陣を作ろうという発想ですからやっぱりポップは天才です。この回を皮切りにポップはどんどんカッコよくなっていきます。
クロコダインに何度も踏みつけられても耐えて、そしてマホカトール。頑張ったな、すごいよポップ。すごい。これで一気にポップのファンが増えました。マホカトールを唱える前にイチかバチかの最後の賭けといっていましたが、命をかければ成功するという思いがあったんでしょうね。
ポップはこう呪文を唱えます。
むうううう～～～～ん!!! これこそ我が師アバンが得意とした伝説の呪文・・・!! 邪なる威力よ・・・退け・・・!! マホカトール!!
引用 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 28話（ポップ!命をかけろ!!の巻）
カッケー
そして、光の筒がブラスを包みます。ブラスは一体どうなるかは次回です。
- おまけ
現実世界で、近所の公園で五芒星の魔法陣を書いて、「マホカトール！！」と叫んだのは僕だけではないはず。
あと、原作者の三条先生はブラスが悪の手先になる設定を考えたときから、マホカトールで元に戻ることを考えていたのでしょうか。話のまとめ方がやっぱりすごいね。ダイのブラスへの想いがブラスに届いて、その想いが最後に通じて、もとに戻るっていう設定はちょっと胡散臭いですから綺麗に話を作っていくものだと思いました。
