アニメ　31話(父と子の戦い）ダイ対竜魔人バラン｜ドラゴンクエストダイの大冒険応援ブログ

姉さん

今回は、原作では「108話勇者ダイ復活！！！の巻」「109話地上最大の攻防！！の巻」「109話超呪文・生か死か・・・！？の巻」「110話ドラゴンの一刀」の途中までだったわよ

僕

今回は4話分に割には詰め込んだ感はなかったね。

姉さん

戦闘シーンがほとんどだったからね。スムーズにストーリーが進んだ感じじゃない？

僕

ダイのドラゴンの紋章が額ではなく拳に現れたところから今回はスタート。

姉さん

額じゃなくて拳に紋章が現れたのは、ダイが人間の血も受け継いでいるからだとバランとヒュンケルは推察しているわね。

僕

実力者達は冷静に状況を観察しているね。ダイは竜と魔の力を片腕に追いやって逆に支配した。これで自由にダイは紋章の力を使えるようになった。とヒュンケルは考えている。

姉さん

確かにね。これまではダイが額に紋章を出したときは我を忘れている感じだったもんね。紋章の力に支配されているようだったわ。

僕

それが現在では完全に制御できるようになった。バランは大人になれば紋章の力を制御できると言っているけど、大人になっても難しいのかもしれないね。敵を殲滅させる竜と魔の本能を人間の心で抑えるのは。今回もバランは次第に暴力に身を任せるようになっていく。つまり制御できていない

姉さん

ダイにはソアラの血が流れていることから、バランは歯向かってくるダイを見てソアラが自分が間違っていると言っているのではないかと思います。

僕

これは理屈というよりもバランの直観だろうね。ソアラは人間を殺すことに絶対反対だよね。バランはそれを知っていたよね。夫婦だったし。だからダイが歯向かったときにそれを再度強く意識したんじゃないかな。

姉さん

本当にソアラを理解していたのかしら。それなら、ソアラが反対すると分かっていたのに人間を滅ぼそうとするのは何故？

僕

それは最も愛したものが人間。最も残酷なことをするもの人間。この混乱に耐え切れずにすべてを無に帰そうとしたんだよ。ヒュンケルもそう考えている。そう決めたバランはその後ずーと思考停止。人間を殺しまくる。

姉さん

この場面でちょっと考え直してくれれば良かったんだけどね。結局、バランはダイを倒すだけの野獣になってしまう。

僕

バランは人間の友を想う気持ちを見て驚くこともあったよね。ここもチャンスだったんだけど。でも、心に思うところはすべて無視して人間を滅ぼすほうに身を委ねてしまう。

姉さん

バランはつくづく不幸な男ね。強いのに。強いからこそ不幸なのかもね。

僕

今回のアニメの戦闘シーンはかなり迫力があったね。地上最大の攻防だからね。バランが発射した紋章閃が山を爆破するシーンとかが良かった。

姉さん

バランは自分で「この紋章閃は全開で放てば山をも砕く威力があるのだ！！」って自分で言っていて、実際、山が爆発したのは面白かったわね。

僕

ダイは本気でやれよ。と挑発します。

姉さん

なぜ、挑発するの？

僕

ダイも怒っているんだろうね。相手に全力出させてその上でぶちのめしてやるっていうのがダイの考え。相手が本気にならないうちに倒そうなどと姑息な考えはない。

姉さん

正攻法で勝ってやるという宣言かしらね。

僕

ザボエラみたいに卑怯な手を使わなければいいと思うけどね。大人になった僕はそんなカッコつけずに確実に勝ってといいたいけどね。ダイは真正面からぶつかってそれでバランに勝ちたかったみたいだ。

姉さん

互いの頭突きもあって良かったわね。これもアニメ独自のシーンね

僕

かなり泥臭い戦いをやっているね。

姉さん

独自の設定といえばテラン王の「わしらも選ばねばならんな。どちらのドラゴンの騎士様が正しいのかを」。これはアニメ独自のセリフ。

僕

そういえば、以前「ドラゴンの騎士に滅ぼされてしまったら悪いのは人間」というセリフがあったね。これまでのテラン王は受け身だったけど、ふたりのドラゴンの騎士が現れて積極的に未来を選択する必要があるって思い直したんだろうね。ダイに未来を賭けてみたくなったか。

姉さん

肉体戦ではほぼ互角だったけど、バランにはドルオーラという必殺呪文があった。アニメでのドルオーラは獣王が言いうように呪文と呼べないシロモノだったわ。

僕

ドルオーラとは青白い光の閃光でそのあとに大爆発するドラゴニックオーラを圧縮したものだった。最強のエネルギーの爆発だね。

姉さん

ダイは一発目をルーラでかわし、2発目は自らのドラゴニックオーラを最大にして耐えようとします。しっかし、2発目の後のバランの高笑いは癪に障るわね。ワハハッってさ。

僕

高笑いしているバランを見ると完全に竜と魔だね。息子を燃やし尽くしたかもしれないので喜んでいるとは・・・

姉さん

だけど、ダイは2発目のドルオーラも耐え抜きます。

僕

いかにドラゴニックオーラが強力でも相手もドラゴニックオーラを使うなら相性が悪いのかもしれないね。

姉さん

ドルオーラに耐えたダイはこれでバランに打つ手なしとダイはパプニカナイフ抜いてアバンストラッシュで決めにでます。

僕

しかし、燃え尽きたのはパプニカのナイフのほう。ダイの超パワーに耐えられなかった模様。アニメを見ているとバランにストラッシュが当たる前にナイフが燃え尽きた感じだったね。ドラゴニックオーラのエネルギーをナイフに伝えただけでもナイフにダメージを与えたかもしれない。

姉さん

一方のバランは真魔剛竜剣を手に取ります。真魔剛竜剣はドラゴニックオーラに耐えうる地上唯一の武器だそうです。その剣を取ってダイを切り刻みに行きます。この剣はオリハルコン製ね。きっと

僕

ここで、獣王の登場。「俺とて獣王と呼ばれた男、何もせずに座するつもりはない。」とアニメ独自のセリフ。バランの足を捕らえて叩きつけたり振り回したりします。バランに手を斬られても絶対に離さない獣王。「オレの腕を斬りたくばギガブレイクでも使うことだ」とこれもアニメ独自のセリフ。力が及ばずとも獣王のど根性をまざまざと見せつけた良シーンとなりました。

姉さん

一方のレオナはポップを生き返られせるためにザオラルを唱えます。ザオラルは死者の上に光が現れるのですが、原作では十字架だったのですが、アニメではYのさかさまにしたような形になっていましたね。