出典)ドラゴンクエスト ダイの大冒険 44話(ダイ、魔剣に死す・・・!?の巻)
ライデインを最高させたダイとポップ。ポップは喜びはしゃぎます。この辺はお調子者のポップです。ヒュンケルの鎧は壊せないという予想は的中させるのはやはり天才!しかし、マァムにも言われてたように詰めが甘いのです。鎧の中は黒焦げとポップ思いましたが、相手は不死身のヒュンケル。ライデイン一発ではやられません。油断したポップはヒュンケルに殴られてしまします。
そして、ダイがもう一発、ライデインを喰らわせようとしたとき、ヒュンケルは闘魔傀儡掌でダイの動きを封じます。そして、トドメのブラッディ―スクライドを放ちます。このブラッディ―スクライドはダイに直撃してしまいます。それが冒頭の1コマ。ダイはそのまま地面に落ちてしまいました。ヒュンケルは終わった・・・とひとこと。
ヒュンケルがポップにもトドメを刺そうとしたとき、マァムが登場しました。どうやら通気口はダイ達が戦っている闘技城に繋がっていたようです。マァムは宝箱で見つけた超重要アイテムをもっていました。それこそ「魂の貝殻」。死にゆく者の魂の声を封じ込めるというレアアイテムです。この魂の貝殻の中にはヒュンケルの父バルトスの遺言が残されていました。
この魂の貝殻はダイの大冒険のオリジナルですね。バルトスはなぜ魂の貝殻を用意しておいたのでしょうか?これはどうしても自分の未来が見えているとしか思えないですよね。勇者アバンによって自分は倒されることが見えていた、分かっていたため、遺言を残すために魂の貝殻を隠し部屋に用意しておいたのでしょう。また、自分がやられなくともハドラーが倒されるとどっちにしても死んでしまいます。バルトスはアバンの強さは分かっていたのでしょう。
漫画ではアバンに地獄門を明け渡したバルトスは門の前にずっとたたずみます。このとき、バルトスはヒュンケルの元に駆け戻っていれば、ヒュンケルはアバンが敵だと誤解せずに済んだはずです。しかし、実際はバルトスはヒュンケルのところには戻りませんでした。
もし、バルトスがヒュンケルのところに戻っていれば、ハドラーが現れた際、ヒュンケルもハドラーに殺されていたでしょう。バルトスは自分がハドラーに殺されるとは思いもよらなかったと思いますが、バルトスが戻らなかったのはヒュンケルのところへ戻ってはいけないと本能的に感じていたせいかもしれません。これはバルトスがアンデットの地獄の騎士になる前の生きていた頃の経験がそうさせたのかもしれませんね。
次回のお話は魂の貝殻の中には何が入っていたのかが明らかになります。