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あらすじ
ラーハルトはダイ出生の秘密を語り始めます。バランは、15年前アバンがハドラーと戦っていた頃、冥王竜ウェルザーと戦っていました。ウェルザーの力は強大であり、ハドラーは黙殺されても仕方のないほどの小物だったのです。激戦の末、バランはウェルザーを倒しますが、自らも瀕死の重傷を負ってしまいます。もはや、これまでかとバランが思ったとき、ダイの母親であるソアラがバランを助けたのでした。これが機会となりバランとソアラは恋仲となり、ソアラはダイを身ごもったのでした。しかし、ソアラはアルキード王国の王女であり、人間ではないバランとの結婚は認められませんでした。ふたりは山奥に逃げ込みますが、結局、人間達に見つかってしまいます。バランは死刑になり火炎呪文で処刑されようとしたとき、ソアラが呪文に飛び込みバランの身代わりとなったのでした。これを見ていたソアラの父は、ソアラに対して恥さらしと言ったとき、バランの怒りは頂点に達しました。そしてアルキード王国はバランの手によって一瞬に消滅しました。バランはその後ソアラとの子ディーノ(ダイ)を探しましたが見つかりませんでした。バランが失望しているとき、大魔王バーンがバランに声をかけ、まずは人間を滅ぼすべきではないかと魔王軍に誘ったのでした。
雑談
姉さん
アバン先生がハドラーと戦っていた頃、バランは冥王竜ウェルザーと戦っていたんだって。
僕
戦いの次元が違ったのかぁ。アバン先生が最強と思っていたのでちょっとショック。
姉さん
アバン先生の魅力は強さだけではないわ。ふざけているけど知的で優しいのが魅力よ。
僕
そうだけどね。なんかもやもやがあるんだ。
姉さん
アバン先生の意思を継いだダイ。ダイはドラゴンの騎士でありアバンの弟子。異次元の戦いに突入していく。
僕
ちょっと戻るけど冥王竜ウェルザーとは何者だ。
姉さん
これはほとんど分からない。かなり後半で封印されたウェルザーが出てくるけど、結局は強い竜ということで終わっている。バーンと対等な関係にはあったと思うけど。
僕
まぁ、しゃべれるみたいだから知能は高いみたいだけどね。
姉さん
そのウェルザーとの死闘の末、勝利するものの瀕死となってしまうバラン。そこへ現れたのがアルキード大国の王女ソアラ
僕
あちゃー よりによって王女様と恋仲かぁ これは嵐の予感
姉さん
いやいや、最初はソアラの父であるアルキード王もバランとソアラの関係を認めていたのよ。
僕
それが嵐なのよ。悪いのはその側近達か。パプニカもそうだったけど側近に悪いのが多いな。
姉さん
アルキード王は側近の話ではなく娘の話を信じていれば明るい未来が待っていたのにね。娘の話よりも側近の話を鵜呑みにするってどうゆうことよ!
僕
結局、バランはアルキードから追い出されてしまう。が! ソアラもバランを追って城を出る。なんと身ごもっていたのだ。
姉さん
これはドラゴンの騎士始まって以来の出来事だね。ドラゴンの騎士は一代限りだからね。
僕
バーンとの闘いにはドラゴンの騎士がふたり必要だと神々が考えたのかもね。それくらいのイレギュラーな出来事だったんだと思うよ。マザードラゴンもびっくり
姉さん
バランとソアラはアルキードの追手から逃げて、山奥の小屋でソアラはダイを出産します。でも、アルキードの追手は最終的にはここも見つけてしまう。
僕
バランよ。ここはルーラで逃げないと!!なぜ投降しちゃうんだ!!
姉さん
ずっと逃げ続けるのはソアラやダイに負担になると思ったんじゃないかな。
僕
たしかにね。自分が捕まる代わりにダイとソアラの安全は保障しろって言っているし。うーむ。でも、アルキードの軍隊を倒してしまうのはアリだったと思うけど。
姉さん
人間は殺しちゃいけないっていう信念はあったのにね。こんな素晴らしい人間の心があったのに人間に裏切られてしまう・・・人間を恨むようになるのも無理もないわ
僕
最初は、人間に捕まったバランは素直に死刑になろうとします。ドラゴニックオーラを使わないで死を選ぶなんてソアラやダイを想っていたんだね。
姉さん
いよいよ。火炎呪文が放たれてバランの処刑が決行されときにソアラがバランの身代わりになってしまいます。
僕
なぜだー ソアラ。見てられなかったのか!残されたバランは辛すぎる。
姉さん
しかし、追い打ちをかけるようにソアラの父アルキード王は、ソアラのことを魔物を守って恥さらしと言います。
僕
こりゃ、いくらなんでもひどいよね。自分の娘に言う言葉じゃない。バランじゃなくてもブチ切れるわ。
姉さん
バランの怒りとともに核爆発のような熱線でアルキード大国は一瞬で蒸発消滅します。
僕
そして、バランはダイを探すものの見つからず。大魔王バーンの軍門に下ってしまう。
姉さん
バランの愛した人は人間だったけど、バランがもっとも嫌いなものも人間という矛盾を抱えたまま、人間を滅ぼそうとすることで矛盾から逃れようとした。
僕
これがラーハルトの話したダイ出生の秘密。それを聞いたヒュンケルは瀕死の状態から立ち上がります。
姉さん
この話が力になったみたいね。
僕
こんなところでおねんねしてられないぜって感じか!
姉さん
次回はヒュンケル対ラーハルトの第2ラウンドです。
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