第11巻

164話 極大呪文の秘密!!の巻 その名をメドローアという。

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 極大呪文の秘密!!の巻

あらすじ

マトリフはポップに新しい呪文を教えてやると言います。その呪文はメラとヒャドとを合成した極大消滅呪文メドローア。ポップは新しい呪文の習得に歓喜しますが、この呪文の習得は命がけようです。メドローアの習得には相手が放ったメドローアを自分のメドローアで相殺するという修行が必要です。もし、相殺に失敗すれば自分が消滅してしまいます。ポップは自分にはこんな修行はできないと回避しようとしますが、マトリフも命がけであることを知ると、自分も命を賭けることを選びます。

雑談

姉さん
姉さん
マトリフがポップに教えようとしているのはメラとヒャドで出来るみたい。

僕
ほうほう。ベタン(重圧呪文)みたいな新種な呪文かと思ったけど既存の呪文を組み合わせたものか。この発想はなかったな。

姉さん
姉さん
従来の呪文だから簡単にできるかと言うとそんなことはない。マトリフ曰く「超ムズカシイ」

僕
第一の条件はメラとヒャドが同時に使えること。フレイザードは片方づつしか使えなかった。

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 極大呪文の秘密!!の巻


姉さん
姉さん
メラとヒャドを合わせるとプラスとマイナスで消し合って温度として変わらないけど、エネルギーだけが残ることになる。

僕
このエネルギーが物質を消滅させる力となるんだね。

姉さん
姉さん
御名答。その組み合わせ呪文の名は極大消滅呪文『メドローア』。

僕
この呪文はすべての物質を消滅させる。もちろん、オリハルコンも例外ではない。


姉さん
姉さん
この呪文凄いけど、作り出すのはメラとヒャドを同時に作り出すだけでなく、メラとヒャドのパワーの強さを同一にしなければならないところも超ムズカシイ。これが第2の条件。

僕
まぁ地道にメラとヒャドを同時に出す練習すればと思いましたが、マトリフは言います、センスがないやつは一生できないと。

姉さん
姉さん
なので修行は一発勝負。マトリフが作るメドローアをポップは自分のメドローアで相殺するというめっちゃ荒っぽい修行。失敗したら消えてなくなります。死ぬとかじゃなくて消えるのでショックだわね。

僕
いやいや、そんな危険を冒さなくても・・・。死体もなく消えちゃったらめっちゃ悲しいじゃん。

姉さん
姉さん
戦いまでに時間がないからやるしかないわ。ちんたら修行していたらバーンとの闘いが終わってしまう。ここは集中力を頂点まで高めて一気に習得するのが最善とマトリフは考えたんだと思うわ。

僕
なるほど。恐ろしい賭けだな。まぁポップならできるとマトリフは考えていたかもしれないけどね。

姉さん
姉さん
そして、マトリフはメドローアの準備を・・・ 炎の弓に氷の矢というような感じで光の矢をポップに向けます。このとき、マトリフの口から血が・・・この呪文は身体にかかる負荷も大きいようです。

僕
これを見たポップ。このマトリフのメドローアの一発の重みを感じます。これはただの呪文じゃない。師匠が命を賭けた一発なんだ!ポップはこの修行に賭けることを決意します。

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 極大呪文の秘密!!の巻


姉さん
姉さん
そして放たれるマトリフのメドローア。ポップは自分のメラとヒャドを同時に出して相殺にかかります。

僕
最初はうまく行っているように見えました。しかし、ポップの呪文はメラ系のほうがパワーが強く、ヒャドを出している右手が燃え始めます。

姉さん
姉さん
2つの呪文を同じ強さで合成するとはこのことだったのね。マトリフはポップにヒャドの力を高めるよう叫びます。

僕
マトリフのメドローアに押されるポップ。これ以上押し込められると消えそうです。ポップは最後の力を振り絞って呪文を相殺しようとします。

姉さん
姉さん
かぁーと光って続きは次回です。

僕
良いところで終わった。

姉さん
姉さん
一方のダイとヒュンケルはロン・ベルクとの修行です。

僕
ロン・ベルクはかなりの剣の使い手。ヒュンケルすら息が上がっています。最後の戦いまであと5日。ダイとヒュンケルも必死に修行します。


姉さん
姉さん
・・・ところで、物理的にメドローアは可能なの?

僕
真面目に解答すれば術者が熱を発しておしまいだろう。冷蔵庫を開けてその中にドライヤーで熱を吹き込む感じだね。冷蔵庫もドライヤーも周りが熱くなる。消滅エネルギーは発生しない。

姉さん
姉さん
まったくつまらない答えだわ。