第9巻

130話 一瞬にすべてを・・・!!!の巻 ダイ、アバンストラッシュを決める!

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 130話 一瞬にすべてを・・・!!!の巻

あらすじ

閃華裂光拳を封じられたマァム。必殺技を繰り出せないマァムはザムザに捕まってしまいます。しかし、必死に抵抗してザムザの気をひくマァム。その間にダイは覇者の剣へ向かいます。ピンチのマァムを助けるべく謎の実力者ゴースト君がメラをマァムに打つようにポップに言います。ポップはメラをマァムに打ち、マァムは粘液をメラの熱で溶かします。そして、真新し拳で渾身の閃華裂光拳を放ちます。手が崩壊したザムザにダイがトドメのアバンストラッシュを決めます。

雑談

姉さん
姉さん
閃華裂光拳を封じられたマァム。次第にザムザに追い詰められていきます。

僕
単純なパワー勝負だったらザムザのほうが圧倒的に上だもんな。ここでマァムのもう一個の虎の必殺拳を出して欲しかったんだが・・・

姉さん
姉さん
だめよ。先取りしちゃ。捕まってしまったマァムでしたがザムザの気を引きます。その間にダイは覇者の剣を目指す。ダイは学習したみたいだね。力を出すのは攻撃のインパクトの瞬間だけ。それ以外でパワーを全開にしていれば、あっという間に力が尽きてしまう。

僕
僕らの仕事もそうだね。ずっと全力だったら身体や精神が持たない。適当にサボるのだ。

姉さん
姉さん
それって、手を抜くための口実では?

僕
いや、良い仕事ができるのは精神的に安定しているとき。これを忘れては駄目。それに身体を壊してしまうと復活までに多くの時間を費やしてしまうよ。それなら適度に休んだ方が結果的には長い間働くことができる。

姉さん
姉さん
ここぞというときのために力を残すのね。

僕
自分は自分のペースで仕事をするのだ。その方がはるかに良い結果が出せるよ。他人に振り回されないことだ。

姉さん
姉さん
ザムザは父親に振り回されたものね。

僕
ザムザの父はザボエラはだからね・・・。この息子に生まれたのが想像を絶する不幸。役に立たなければ息子をゴミとして扱うなんて人の心がないね。

姉さん
姉さん
人の心を捨てた竜魔人以下ね。父親にゴミ扱いされたらグレるか引きこもるかの2択だわ。

僕
予想に反してザムザは頑張った。ザムザ可哀そう・・・ザムザは見返してやると超魔生物の研究に没頭したわけだ。しかし、動機がこんなんじゃ、どこかでボロが出るんだけど。

姉さん
姉さん
自分はゴミじゃない!それを証明すると自らを奮い立たせて頑張るザムザ。本当に可哀そうね。

僕
親って大事だよね。ダイの大冒険の連載から30年。僕も親になったけど子供にもっと寄り添ってやらんとならんとこの回を読み返してつくづく思ったよ。

姉さん
姉さん
子供のときに見た漫画が親の視点から見るなんて感慨深いわね。さて、ダイは覇者の剣に辿り着き「涙のどんぐり」を食べます。

僕
微妙に体力が回復。そして、剣を台座から抜きます。

姉さん
姉さん
それと同時に沈黙を破っていたゴースト君がポップの傍らへ。そして、メラをうつようにポップに言います。

僕
このメラはザムザではなくマァムに放つもの。

姉さん
姉さん
ゴースト君はタダ者ではないわね。メラで粘液を溶かすなんてよくまぁ思いつくわ。

僕
ここでゴースト君の見せ場を作った三条先生が凄い。メラで粘液を溶かす発想はヒネってもそう簡単には出てくるもんじゃない

姉さん
姉さん
そして、綺麗な拳になったマァムからは渾身の閃華裂光拳が放たれます。ザムザの右手は崩壊。

僕
さらに、ダイのほうも残る力をすべて込めたアバンストラッシュをザムザに食らわせます。

姉さん
姉さん
勝負あったわね。