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姉さん
今回のアニメは原作では「98話(思い出のナイフの巻)」「99話(ダイ、出生の秘密・・・!!の巻)」「100話(起死回生の巻)」の3話よ。
僕
今回はバランとソアラの物語がメイン。バランやソアラには平和に生きる道があったと思うけど・・・悲しい結末になってしまったね。
姉さん
今回のスタートはテラン城の地下牢から。レオナがパプニカナイフをダイの腰に巻きつけてあげます。ダイは嫌がりますが・・・
僕
ナイフをつけてあげた後、レオナはダイにキスするんだよね。このときのレオナの気持ちはどうだったと思う?
姉さん
キスをすれば記憶が取り戻せるとはレオナは思ってないわ。自然と感情が溢れ出してキスしただけ。心からダイに元に戻って欲しいと願っただけ。純粋な気持ちの想いだったと思う。
僕
ダイのことが好きだったのかなぁ?
姉さん
そうなんだけど、今回は好きでキスしようと思ったんじゃなくて、挨拶みたいなものじゃないかしら。ダイを守るために自分が戦う。そのための出陣の儀式みたいなものじゃないかしら。
僕
なんか、別れの挨拶みたいで切ないね。BGMもしんみりだったよ・・・今度は私がダイを助ける番と覚悟を決めてクロコダインと城を出たんだんだね。
姉さん
でもね、レオナは死を覚悟している訳ではないわ。レオナはいかなるときも絶望しない。フレイザードと戦ったときのように。ダイを守るけど自分も生き残るという強い気持ちがあったと思うよ。
僕
レオナはダイに「戦ってダイ君。戦って自分を取り戻すのよ!思い出と勇気を!」というのはやっぱり最後まで戦おうっていう気持ちの表れだね。
姉さん
そうはいっても、テラン城の湿度の高そうなジメジメした地下牢の雰囲気が重苦しいレオナ達の気持ちを表していて印象的だったわ。
僕
レオナとクロコダインがダイの元を離れた後、ダイはレオナの言葉にレオナと出会ったときを少しだけ思い出したようでした。
姉さん
場面はヒュンケル対ラーハルトの場面にかわります。
僕
ハーケンディストールを喰らって瀕死のヒュンケルにラーハルトはバランの過去を語り始めます。
姉さん
絶対秘密のバランの過去。ラーハルトはこの男なら話しても良いと感じさせるものがあったのかもしれないわね。
僕
ここからはずっと僕の頭の中はドラクエ5の「哀愁物語」が流れ続けました。
姉さん
バランは冥王竜ウェルザーとの闘いの末、勝利したものの瀕死の重傷を負った。そして、そのバランを救ったのがアルキード大国の王女のソアラだった。
僕
若かりし頃のバランは好青年だったね。そして、アニメのソアラは可愛かった。漫画のほうが美しいと言う感じだったけど。かわ美しいソアラにこりゃバランが惚れるのも無理もない。
姉さん
バランは顔で選んだじゃないわ。自分を助けてくれたのが嬉しかったんだと思うわ。ほら、ドラゴンの騎士ってあまりの強さに人間からは引かれちゃうでしょ。今まで誰もが自分から離れていく。
僕
たしからにソアラは誰でも優しそう。同じようにバランにも分け隔たりなく接したのかな。バランも太陽のような存在だと言っていたし。
姉さん
しかし、バランとソアラは結ばれない運命でした。ふたりの仲を切り裂いたのは人間。バランに嫉妬する人間達。嫌なものを見ちゃったわ。
僕
状況を悟ったバランは城を出ますが、ソアラは城の前でバランを待っていました。私たちを置いていかないで・・・
姉さん
ソアラには赤ちゃんがいました。それがダイということね。
僕
結局、ふたりはアルキードから逃げて山奥で暮らすことにします。
姉さん
ダイが生まれてしばらくはふたりは幸せに暮らしているようね。バランがダイを抱っこしているシーンは超重要シーンだわね。
僕
このシーンを出すとはアニメを最後まで描ききる覚悟とみていいですね。
姉さん
でもね、結局、隠れ家もアルキード軍に見つかってしまうバラン一家。バランは投降することを選びます。
僕
・・・なぜだぁー ルーラで逃げろよ。バラン。
姉さん
自分がいなくなればソアラとダイは安全に暮らせると思ったのかしらね。そして、囚われたバラン。火炎呪文で死刑になります。しかし、火炎呪文を浴びたのはバランではなくソアラ。
僕
バラン!!ソアラにベホマかけてやれよ!
姉さん
駄目よ・・・駄目なのよ。回復系呪文はある程度 生命力が残っている肉体にしか効果がない・・・
僕
バランは絶望していたね。それに泣いていた。人間の心を持っているからこそ最愛の人が死んだらショックは大きいだろう・・・
姉さん
そこで、追い打ちをかけるソアラの父。実はこいつが一番の悪者だった。人間権力があると傲慢になってしまうのかねぇ。実の娘の死にも悲しまないなんてどうかしている。残酷さは魔王軍並みだわ。
僕
そんな人間、確かに人間界にいるからね。ソアラはそんな父を持ったことが最大の不幸だったということか。バランのほうも徹底的に心壊されただろうに
姉さん
バランの悲しみと怒りでアルキード王国は一瞬で消滅します。
僕
漫画では原爆風だったんだけど、アニメでは核ではなかったね。
姉さん
表現には細心の注意を払っているということかしら。
僕
これが事の顛末。その話を聞いてヒュンケルは力が沸き上がり立ち上がります。いまのオレならバランの気持ちが良く分かる。バランを助けられるかもしれない。
姉さん
ヒュンケルは赤ちゃんのときに人間に捨てられたんだもね。そんなヒュンケルは地獄の騎士バルトスに拾われて育てられただけど、その父も人間に殺されてしまう(後にこれは誤解だと分かるけど)。しばらくは人間を恨んでいた。状況はバランと一緒だよね。
姉さん
ヒュンケルは同じ境遇の自分ならバランを説得できると考えたのかしらね。俺みたいに再び人間を信じろよって。
僕
バランを救ってやりたいと思う気持ちがヒュンケルを強くした。魂の力だね。
姉さん
力強くなっただけでなくスピードも増したわ。ラーハルトの攻撃を紙一重でかわせるようになった。
僕
バラン戦の余力を考えずに目の前の戦いに集中するようになった。だから、致命傷を避けられる範囲でラーハルトの攻撃をかわせるようになった。
姉さん
驚くラーハルトですが怒ってもいるようです。人間のくせに生意気だと言っているかのよう。
僕
ここにラーハルトの隙ができたんだね。注意深いラーハルトなら二度目のハーケンディストールはすぐには放たずに、前回どうように手甲を投げて様子をみることもできた。
姉さん
怒ったラーハルトが繰り出したハーケンディストールはヒュンケルの罠だった。ラーハルトの鎖とヒュンケルの持っていたアバンのしるしの鎖がクロスを描き、そのままグランドクルスのカウンター。
僕
これで勝負あり。
姉さん
ラーハルトは倒れる直前に「きずな・・・」と呟く。人間の絆の強さに何かを感じたラーハルトはそのままうつ伏せになります。
僕
ラーハルトも人間恨んでいたけど、どっかで信じたいという思いもあったんだろうね。ラーハルトにも迷いが見える。
姉さん
ラーハルト戦に勝利したヒュンケル。休む暇もなく今度は倒したはずのボラホーンが襲ってきます。しかも左手にポップの頭を握りしめて。
僕
鉄板の人質作戦だね。さて、次回はどうなるか。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 98話(思い出のナイフの巻)
出典)ドラゴンクエスト ダイの大冒険 98話(思い出のナイフの巻)
あらすじ
バラン襲来に備えて城の守りを固めるレオナとクロコダイ...
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 99話(ダイ、出生の秘密・・・!!の巻)ラーハルトはダイ出生の秘密を語り始めます。バランは、アバンがハドラーと戦っていた頃、冥王竜ウェルザーと戦っていました。ウェルザーの力は強大であり、ハドラーは黙殺されても仕方のないほどの小物だったのです。激戦の末、バランはウェルザーを倒しますが、自らも瀕死の重傷を負ってしまいます。...
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 100話(起死回生の巻)バランの悲しい過去を聞いたヒュンケルは再び立ち上がります。致命傷を避ける程度でかわすことで攻撃を見切れるようになりました。...
核爆発
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