第13巻

195話 血の罠の巻 キルバーンをぶった斬ったのが悪かった

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 血の罠の巻

あらすじ

ハドラーのヘルズクローに貫かれたダイ。バランはダイに駆け寄り急いで回復呪文を唱えます。一方のハドラーは、なぜ自分の首が繋がっているのか納得のいかない模様。そこへキルバーンが現れます。キルバーンはハドラーの首が切れないのはバランの真魔剛竜剣が腐食されたせいだと言います。バランがキルバーンの身体を切ったときにマグマの血が剣が腐食させたと解説します。その腐食により剣の切れ味が衰えて切れ味が鈍ったと。ハドラーはキルバーンのおこぼれで勝ちたいとは思いませんが、ハドラーはこれ以上勝負を長引かせる訳にはいきません。イオナズンを放って勝負に出ます。

雑談

姉さん
姉さん
ハドラーのヘルズクローはダイを貫きます。

僕
ヘルズクローは覇者の剣よりもよっぽど強いね。無敵のヘルズクロー。ヒュンケルもこのヘルズクローの魔の手に・・・

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 激突!! ヒュンケル対ハドラー

姉さん
姉さん
息子が刺され呆然となるバラン。すぐさまハドラーを蹴り飛ばしダイの元を駆け寄ります。

僕
思わず「ディーノ、ディーノ」と叫ぶ父バラン。回復呪文を唱えます。

姉さん
姉さん
バランってホイミ系使えるんだね。ダイは使えないけど。

僕
ドラゴンの騎士って勇者属性だから攻撃呪文も回復呪文も両方使えるんじゃない。

姉さん
姉さん
ダイも成長したら使えるようになるんだよね。きっと。回復しながら戦えるのはかなり有利になるんだけど。

僕
いまのところ、ダイはギガデインもホイミも使えないのでまだまだ修行不足と言えるね。真のドラゴンの騎士へはまだ遠いか。

姉さん
姉さん
一方のハドラー。自分の首がついていることに自分のことながら驚きます。なぜだ!!

僕
生きていてラッキーとは思わなかったんだね。昔のハドラーなら喜んだはずだけど。

姉さん
姉さん
そこへ現れたのはキルバーン。ハドラーの首が切れなかったのはバランがキルバーンを胴体斬りしたからだと言います。高熱の酸のマグマがバランの真魔剛竜剣をなまらせたと。

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 竜騎将再び・・・!!の巻

僕
だけどね。このシーンで不思議に思うことがあるんだよ。

姉さん
姉さん
なーに?

僕
1つはギガデインの威力はどうなったのかということ。まともにギガデインを喰らえば黒焦げになってもおかしくない。

姉さん
姉さん
たしかにね。電撃を受けた跡はないわね。

僕
もうひとつは魔法剣を使うと黒の結晶が誘爆するはずだけど、黒の結晶は動作しなかったこと。

姉さん
姉さん
それはバランの予測の精度があまり高くなかったんじゃない?もう一発ギガデインを喰らえば爆発するかもよ。試してみる!?うふふ。

僕
まぁ色々考えてもしょうがないんだけどね・・・

姉さん
姉さん
ハドラーはキルバーンのおこぼれで勝ちが転がりそうな状況に不満を言いますが、決着を伸ばすことはできません。ハドラーはもう長生きできない身体になってしまったのです。このまま勝負に行き、イオナズンを唱えてバランとダイにトドメを刺しに行きます。

僕
勝負には辛いな、ハドラー。勝負に徹するというわけか。まぁ、これまで油断して逆転負けを何度も喰らってきたから相手が完全に倒れるまでは決して手を抜かないということだろう。