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あらすじ
大魔王バーンの姿を初めて見るハドラー。バーンの布越しから感じる威圧感はハドラーにとって納得のいくものでした。しかし、バーンはあまりによぼよぼであり、ハドラーは今の自分ならばバーンを楽々を倒せるのではないかと思います。バーンはそんなハドラーの考えは見通していました。思っていたことを見抜かれたハドラーは再びバーンに忠誠を誓うのでした。そして、バーンからはハドラーにパワーアップの褒美としてオリハルコンの駒が渡されました。
雑談
姉さん
バーンを初めて見たハドラー。
僕
威圧感や膨大な魔法力は感じるみたいだけど、あまりに老人だったのでびっくり。
姉さん
実は老人であることに秘密があるんだけど。
僕
ハドラーは思います。よぼよぼの老魔族であるバーンの首など簡単に折れるのではないかと。
姉さん
この辺はハドラーらしいわね。あくまでも自分に自信がある。
僕
バーンはこのハドラーの気持ちを正確に見抜いていました。というよりもハドラーの正確を知り尽くしているということか。ハドラーは自分の首を狙うのではないか。
姉さん
まぁ それくらいの野心がないとバーンの部下は務まらないとも言えるわ。魔界なんて弱肉強食の世界でしょ。
僕
バーンは初めて謁見する魔族みんなに同じことを言っているのかもしれんね。実際に歯向かってきた者も何人かいそう。それを全部倒してきたというわけか。
姉さん
試してみるかって言われて、ハドラーはうつわが違いすぎるなんて、卑屈になっちゃうのはどうかと。もうちょっと覇気があっても良かったと。
僕
確かに少しハドラーっぽくないね。武人になってちょっと丸くなってしまったか。自重したか。
姉さん
バーンはハドラーに先日の通告は破棄します。これでハドラーは助かりました。まぁハドラーはいまとなっては自分の命が惜しいとは思わないけどね。
僕
命を助けてもらったハドラーは、さらにバーンに勇者ダイの討伐を願いでます。
姉さん
どうやらハドラーはダイを倒すことしか興味がないみたい。世界征服やバーンのことはいまとなってはどうでもいいみたい。
僕
彼の目的は勇者ダイと一対一で戦って勝つことのみ。それが叶えば死んでも良いと思っている。
姉さん
それを知って知らないか、バーンはハドラーの望みを受け入れて、魔軍司令はミストバーンに。ハドラーは死の大地の守護を命じます。
僕
この様子を悪魔の目玉で見ていたザボエラ。悪魔の目玉がバーンの居室にいるのはなんか変だな。バーン様のお姿を映すのにはお許しが必要なような。バーンももう隠す必要がないと思ったから悪魔の目玉は放置したか。
姉さん
ザボエラは自分が手柄を立てたことを誰も言わないことに強烈な不満を漏らします。
僕
ハドラーは最初からザボエラを使い捨てにする気だったんだね。ザボエラも同じことを考えていたからどっちもどっちだと思うけど。
姉さん
このままでは権力の座から転げ落ちると考えたザボエラはある計画を立てます。それが次回。
僕
場面は変わってダイの描写。ダイは氷山の中で気がつきます。全身にダメージを負って動けないでいる模様。
姉さん
氷山に閉じ込められてしまったダイでしたが、ダイの剣がダイを温めて守ってくれており氷漬けにされずに済みました。
僕
剣が人間を温めるなんて、なんて心の温まる話なんだ。不思議な剣だ。
姉さん
ロン・ベルク製だからね。闘気に呼ばれてヒュンケルの下に鎧の魔剣がやってきたりロン・ベルク製の武器は生きているようです。
僕
場面は戻ってバーンの間のシーン。バーンはハドラーがパワーアップした褒美としてオリハルコンのチェスの駒を与えます。
姉さん
オリハルコンは神が作った金属。バーンといえでも簡単には手に入らないんだよね。キルバーンも実際「バーン様、奮発しましたね」と言っている。
僕
オリハルコンをハドラーにやるということは、バーンは相当にハドラーを評価しているということだ。
姉さん
バーンはこの駒を使って禁呪法でフレイザードを生み出したように新しい親衛隊を作ってはどうかと提案します。
僕
フレイザード強かったな。これがオリハルコン化したらどんだけ強くなるのか想像もつかないな。
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