第7巻

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 101話(強敵に捧ぐ・・・!!の巻)

出典)ドラゴンクエスト ダイの大冒険 101話(強敵に捧ぐ・・・!!の巻)

あらすじ

グランドクルスを放ちラーハルトに勝ったヒュンケル。勝ったのもつかの間、背後にはボラホーンの魔の手が忍び寄ります。グランドクルスで思うように動けなかったヒュンケルでしたが、間一髪でボラホーンの攻撃をかわすことができました。しかし、ボラホーンの左手にはポップが人質になっています。ポップは自分に構わずボラホーンを倒すようヒュンケルに言いますが、ヒュンケルは武器を捨ててボラホーンに倒される道を選びました。そして、ボラホーンが錨の武器を振り上げてヒュンケルに振り下ろしました。しかし、その時、ラーハルトの槍がボラホーンを貫いたのです。最後の力を振り絞ってヒュンケルを助けたラーハルトは自分の過去を語りました。ラーハルトは魔族と人間の混血だったのです。ラーハルトの母親は自分が魔族との混血がゆえに迫害されて病気で命を落とし、それゆえラーハルトは人間を恨むようになったと話します。最後にラーハルトはヒュンケル達に希望を見つけ鎧の魔槍をヒュンケルに託し息を引き取りました。

雑談

姉さん
姉さん
ボラホーンが生きていたわよ!

僕
登場してからやられるまで速すぎたからもう一回ぐらい出番が欲しかったんじゃない?まぁ、竜騎衆の中で一番体力がありそうだからね。しぶとさもヤツの武器かもしれん。

姉さん
姉さん
あろうことかポップを人質にするボラホーン。ポップを助けたければ武器を捨てろと言うわ。

僕
悪役の典型的なパターンだな。竜騎衆のなかでも正々堂々と戦うタイプだと思っていたのに・・・

姉さん
姉さん
まぁ 感情的になりやすい面も前からあったから、やっぱり小物だったわね。

僕
人質になったポップは自分の命は助からなくていいからボラホーンを倒せと言います。魔法力空っぽの自分よりもヒュンケルのほうがダイの役に立てる。それにお前が死ぬと悲しむやつがいるといいます。

姉さん
姉さん
ヒュンケルはそれはマァムであることを理解します。流石ヒュンケル、マァムの気持ちを理解していたか。

僕
そりゃそうだろうよ。ヒュンケルにとってマァムは聖母だもんね。

姉さん
姉さん
しかし、ヒュンケルは武器を捨てます。「オレは人を幸せになどできん!不幸にしかできないんだ。だから せめてこの世の悪党どもを不幸にしてやろう そう思って おまえたちの仲間になっただけの話・・・それにあの世に行った時アバンにしかられるネタをこれ以上ふやしたくはない。後輩を見殺しにしたなどど聞いたら 今度こそ本当に破門されてしまうからな・・・」

僕
こんな時でもブラックジョークを言えるヒュンケルには余裕すら感じさせます。しかし、ボラホーンは容赦はなく、いい心がまえだといってヒュンケルに錨の武器を再度振り下ろします。

姉さん
姉さん
そのとき、 ラーハルトの槍がボラホーンの口から脳天にかけて貫きます。倒れるボラホーン。驚くヒュンケル!

僕
ヒュンケルは尋ねます。「なぜ俺を助けた」ラーハルトは人質作戦など竜騎衆の名を汚す愚行だといいますが、本当は人間のきずなに賭けてみたいと思ったんじゃないかな。このきずなでバランとダイが仲良くなれることを信じて、その担い手をヒュンケルに託したかったんじゃないかな。

姉さん
姉さん
最後にラーハルトも自分の過去を語るわ。自分は魔族と人間との混血だったと。自分が混血だったがゆえに母親が迫害されて病気で命を落とした話をします。

僕
その話を聞いて、涙するヒュンケルとポップ。ラーハルトはこれを見てこのふたりにバランを安心して任すことができると確信します。

姉さん
姉さん
そして、鎧の魔槍をヒュンケルに託すわ。「おまえに使ってほしいんだ・・・・」

僕
アツい展開だ。ラーハルトはヒュンケルに希望を見たんだね!ヒュンケルが纏った鎧の魔槍がラーハルトに代わりこれからバランとダイの行く末を見守ります。

姉さん
姉さん
竜騎衆編はここまでね。次回からは再びバランとの闘いになるわ。戦いは休む暇なく続きます。