第10巻

139話 絶望の巨人の巻 笑うミスト。鬼岩城はバーンの魔力を込めた大砲の大要塞だった

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 絶望の巨人の巻

あらすじ

パプニカに現れた鬼岩城。ベンガーナ軍の戦車隊は鬼岩城にむけて大砲を打ち込みます。大量の瓦礫が鬼岩城から崩れ落ち、大砲は効果があったように見えましたが、実は真の鬼岩城の姿をさらけ出しただけにすぎませんでした。一方、ロンベルクの小屋を訪れていたポップは鬼岩城との闘いにビビっているようですがマァムと共にパプニカへルーラで戻ります。そして、これから鬼岩城との闘いが始まります。

雑談

姉さん
姉さん
威勢よくダイにこの場へ残れと言い切ったポップが前回でした。

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 絶望の巨人の巻 138話 巨大魔城をとめろ!!!の巻


僕
でも今回は、ロン・ベルクの小屋から出てきてビビっている模様。

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 絶望の巨人の巻


姉さん
姉さん
まだまだ修行の余地ありって感じかしらね。

僕
うーむ。逃げるって言うことはないけど、感情の起伏がアバンの使徒の中では一番大きい気がする。一番驚いて、一番ビビッて、一番怒って、一番喜んでいる。

姉さん
姉さん
そうゆう大きなリアクションがポップの魅力でもあるけどね。でも喜怒哀楽があると戦いには向いていないかもね。

僕
ヒュンケルみたく感情を出さないのが戦いでは強いのは言うまでもない。

姉さん
姉さん
そんなポップだけどマァムの信頼は厚いようね。

僕
そりゃ最初は逃げて殴られたりはしたけど、それ以降は必死に戦ってマァムを守ってきたからね。修羅場をくぐり抜けた仲間だから信じられるんだよ。恋はすれ違いだけどね。

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 百獣総進撃!!の巻
出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 魔王軍総攻撃の巻


姉さん
姉さん
意を決してルーラでパプニカに戻るポップ達。そして、それを見送るジャンクとスティーヌ。

僕
このシーンも好きだな。父ジャンクは男になったポップに誇りを感じているようだね。母スティーヌはまた息子に会えなくなって寂しがっているようだけどポップの成長に喜んでいるようにも見える。

出典)ドラゴンクエストダイの大冒険 絶望の巨人の巻


姉さん
姉さん
ポップはアバン先生の押しかけ弟子になったんだよね。
僕
押しかけ弟子になる位だからポップは元々それなりの根性はあったんじゃないかな。だけど、弟子になってからはまた甘ちゃんに戻っちゃったみたいだけど。

姉さん
姉さん
アバン先生も弟子にすることを認めたんだからポップに才能を見出していたのね。

僕
キラッとするものが元々あったってことか。話を戻すけど、ジャンクとスティーヌに見送られたポップ達はレオナが待つパプニカ大礼拝堂に到着します。

姉さん
姉さん
対峙する鬼岩城はベンガーナ軍の大砲攻撃にやられたかと見せかけて、実はこの大砲攻撃は真の姿をさらけ出すことになったのね。

僕
鬼岩城も大砲を備えているのか。

姉さん
姉さん
大魔力で世界を征服しようとするバーンが大砲を持った要塞を建造するとはちょっと違和感があるわね。

僕
これは後で明らかになるけど鬼岩城の建造はバーンの遊びの1つにすぎないのだよ。

姉さん
姉さん
そうか。だから人間の真似をして大砲つきの城を作ったのね。

僕
そうは言ってもバーンの魔力がこもった大砲だから人間のものより強力だと思うけどね。

姉さん
姉さん
いよいよ、次回から本格的な戦いね。