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あらすじ
冒頭は久々のニセ勇者デロリン一行がパプニカへ向かうところです。そこへ鬼岩城が現れまさにパプニカを襲撃しようとするところでした。ちょうどその時、パプニカでは各国の王は魔王軍打倒へ向けての会議を開いているところでした。会議では魔王軍の真の恐ろしさを知らぬベンガーナ王を説得できないため中々議論が進みません。一方のダイは最強の剣を作るためにロン・ベルクのところにいました。ロン・ベルクはダイの掌を見つめ最強の剣の構想を練ります。そして半日後、ようやくダイの剣を打ち始めました。それと同時にメルルは鬼岩城のパプニカ接近を感知します。
雑談
姉さん
ニセ勇者一行は久しぶりにね。
僕
えーと。単行本第２巻以来かな。
姉さん
凄い昔ね。新しい読者の人は知らないんじゃない？
僕
説明しておくと、でろりん一行はダイの大冒険の栄えある悪役第一号です。
姉さん
今は改心したようだけどね。
僕
どうかな。パプニカ沖で見た鬼岩城を見て一目散に逃げていく位だからあんまり変わっていないんじゃない。
姉さん
まぞっほも（会心したのが）何日持つかのぉと言っているくらいだしね。
僕
旧アニメでは結構な出番があったんだけど新アニメではクロコダイン戦以降は出ていないね。
姉さん
新アニメでこのシーンが描かれるかどうか気になるわ。
僕
確かに。物語の最終盤で重要な任務が待っているからね。出なかったら新アニメ打ち切りの可能性もあり。
姉さん
一方のダイ達はオリハルコン覇者の冠を手に入れて、ロンベルクのところへ戻ってきました。
僕
しばらくはダイの手を見ていましたが、ついにオリハルコンの剣を打ち始める。
姉さん
オリハルコンってめちゃくちゃ硬い金属なんでしょ？普通の炉と金づちで打てるのかしら。
僕
そうだなぁ。ロン・ベルク自身もオリハルコンを打ったのは初めてじゃないかな？だけど、魔界の名工と呼ばれた位だからオリハルコンの打ち方は知っているんじゃないかな？
姉さん
魔界にはオリハルコンはたくさんあるのかしら。
僕
いやいや魔界といえどもオリハルコンは貴重だよ。バーンがハドラーにオリハルコンを与えたときもハドラーが驚いていたので滅多に手に入る金属でないのは明らか。
姉さん
ロン・ベルクが剣を打ち始めて間もなくメルルが震え出します。
僕
どうやらニセ勇者一行が見た鬼岩城の殺気を感じ取った模様です。パプニカが滅びてしまう・・・
姉さん
だけど、そのときはまだ、世界会議の世界の王たちは、鬼岩城に気がついていません。しかも会議はうまく行っていないという・・・
僕
ベンガーナ王は地力で魔王軍を退けていると思っているからね。話が嚙み合わないわけだ。
姉さん
超竜軍団が攻めて来たときはダイ達がやっつけたのにね。ダイたちがいなかったら滅ぼされているわ。勘違いも甚だしい。
僕
いや、それは違って、ダイ達がいなかったら超竜軍団はやってこなかったよ。ドラゴンがやってきたのはキルバーンがダイがドラゴンの騎士かどうかを確かめるためだったからね。
姉さん
そっか。いずれにしてもベンガーナはこれまで本気で攻められてはいなかったのね。
僕
いちおう、ザボエラ率いる妖魔師団がベンガーナ攻略を命じられていたみたいだけどね。
姉さん
妖魔師団だったら強国であるベンガーナを攻略できないかもね。ザボエラも国を滅ぼすことに興味なさそうだし。
僕
だからベンガーナはほぼ無傷だったわけ。
姉さん
そうこうしているうちに鬼岩城が世界会議を行っているパプニカ大礼拝堂に近づいてきます。
僕
鬼岩城は、まず、手始めに港にある軍艦を破壊して軽く持ち上げる。
姉さん
驚愕の各国の王。
僕
いつも沈着冷静なテラン王もビビッている。
姉さん
遠くから鬼岩城を見つめるニセ勇者デロリンは言います。・・・もうダメだ・・・パプニカは・・・
僕
次回に続く。
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