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あらすじ
死の大地で待っていたのはキルバーン。あえてポップを誘い出したようです。ここからポップ対キルバーンとなります。死神キルバーンは「死神の笛」を振るいます。この笛は獲物の聴覚から視覚を狂わせることができるアイテムでした。ポップは最終的には目が見えなくなり全身の感覚も失われていきます。そして、キルバーンがトドメを刺そうとしたときに・・・・ダイが間にあいました。
雑談
姉さん
カッとなってキルバーンを追いかけたポップ。死の大地に着くとヤバイところに来てしまったと少し後悔している様子。
僕
空模様もヤバイね。地球の大気とは思えない。木星や土星の乱気流のようです。
姉さん
そして聞こえる死神の笛。この笛を聞いた者で生きていたものはいないという・・・
僕
これは、死神にとって、これから死ぬ者へのレクイレムのつもりかもしれない。
姉さん
キルバーン一人だって強敵なのに、ミストバーンにも囲まれるポップ。まるっきり勝ち目がない絶望的な状況ね。
僕
竜騎衆を相手したときも同じ状況だったけど、今回は粘ることも許されずあっという間に敗勢にポップは追い込まれます。
姉さん
相手は死神だから暗殺は百戦錬磨。ポップは気がつないうちにポップの視覚、そして身体の感覚が奪われます。
僕
身体の感覚もなくなるということは安楽死に近いかもね。
姉さん
さすが死神、安楽死とは殺し方にも思いやり！？があるのね。
僕
安楽死といえば、手塚治虫の漫画ブラックジャックのドクターキリコだね。知っている？
姉さん
キルバーンは黒い死神だけどね。私はドクターキリコ好きだったよ。ブラックジャックの漫画を読むとき彼の登場を心待ちにしたわ。
僕
ポップの感覚を奪うのは「死神の笛」。この笛から発せられる超音波により獲物の聴覚を通じて、視覚、続いて全身の感覚を麻痺させる。
姉さん
相手を暴れさせずに確実に葬ることができるのね。
僕
そう、まさに暗殺に適した武器。
姉さん
まずは視覚を奪うのがいいわ。まずは動きを止めると。
僕
相手が視覚を奪われたときは、夢でも見ているのかと獲物は思いますが、事態はもう取り返しがつかないようになっている。
姉さん
そして、相手の感覚を奪ったところで首を鎌で刈る。というのがキルバーンの必勝パターン。これまでに何人の命を奪ってきたのかしらね。
僕
ポップにトドメを刺そうとする前にキルバーンはポップのことを高く評価していたね。
姉さん
この会話めちゃ大事だわね。読者の皆さんはぜひぜひ心に刻み付けておいて。
僕
後々のシーンでこのキルバーンの言った意味が分かるからね。ここは伏線を張ったのだ。
姉さん
さてさて、いよいよキルバーンがトドメを刺そうとしたとき・・・
僕
勇者ダイが間にあいました。
姉さん
次回へ続く。
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