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雑談
マトリフの元を訪れたポップ。アバンのしるしが光らないことを相談に来たようです。しかし、ポップは悩み話を切り出すことができません。何も言わずに立ち去ろうとするポップにマトリフは最後のアドバイスを送ります。一方のレオナはミナカトールを習得して無事に戻ってきました。さらに、ロン・ベルクも現れました。ロン・ベルクはダイの剣を修復してくれたのでした。
あらすじ
姉さん
マトリフに相談に行くポップ。
僕
でも、アバンのしるしが光りません。どうしたらいいですか？とは聞けません。素直になれないポップ。
姉さん
なぜ聞かないの？
僕
うーん。真実を知るのが怖かったからだと思うよ。弱っちい武器屋の息子がアバンの使徒になんか務まる訳がないとマトリフまでに言われたらショックだから。
姉さん
他のアバンの使徒はバックグランドが凄いからね。お姫様とドラゴンの騎士の息子。両親ともアバン先生の戦友。自分だけが明らかに見劣りするってポップは自分で思ってしまった。
僕
それをマトリフから図星で指摘されるのが怖かったのか。
姉さん
でも、怖くても相談しないと先に進めないわよね。
僕
これが実はポップの弱点なんだな。まだ、自分の弱さを克服しきれていないことが分かる。死ぬのは怖くないが何かに怯えている。
姉さん
敵から逃げなくなったけど、自分の弱さからは逃げているってことね。
僕
そんなポップを見てマトリフはポップの悩みがおおよそ読めたと言います。
姉さん
ほう。さすが師匠ね。なんにも話していないのに分かるのかしら・・・
僕
マトリフは最後のアドバイスとしてポップに「自分を信じろ！！」って言います。つまり、マトリフはポップが自信を無くしていることには気がついた。
姉さん
自信を無くしている理由はポップの内面の弱さ。心の弱さっていうことを見抜いた。ってことね。
僕
精神的に強くなればポップの悩みは解決できるって訳か。
姉さん
それでおおよそ悩みが読めたっていったわけね。
僕
ポップはまだ自分の弱さに気がついていないってことが問題だよね。敵が怖くて逃げるという弱さじゃないんだよね。他人の評価から逃げる。自分は自分という強さがない。
姉さん
でも、気がつけば自分の弱さを克服しそうだわね。いまのポップなら。
僕
心も育てば一層のパワーアップが期待できるということか。
姉さん
ポップはもんもんと悩んでいる中、レオナ達は戻ってきました。ダイもばっちり修行ができたようです。ダイは必殺技も編み出したようです。
僕
そこへやってきたのはロン・ベルク。なんとちゃっかりバダックさんまでついて来ています。アポロとマリンはいないが・・・
姉さん
あのふたりはパプニカを守るのでお留守番。また、フレイザードみたいのが攻めてくるかもしれません。
僕
そんな敵来たらあの二人じゃ勝てないじゃん。それより、ロン・ベルクとダイの会話が面白い。アレって確認しているよ。
姉さん
ロン・ベルクさんはちょっと、後ろめたいのかしら。自分が作った武器にダイがやられたので責任を感じている？今回、ロン・ベルクさんが来てくれた理由は、光魔の杖の確認じゃなくて、ダイの剣を修復して持ってきてくれたから。
僕
随分、ロン・ベルクさんは人間のために手を焼くようになったなぁ。
姉さん
まだまだ手を焼くわよ。
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