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あらすじ
死の大地の岩陰から現れたのはバラン。ヒュンケルはバランになぜこの場に現れたのか？と問います。ダイと再戦するためなのか？・・・・バランは言います「大魔王バーン」を討ちに来ただけだと。それならば我々と同じ目的ではなかとクロコダインはバランに共に戦おうと提案しますが、バランは冗談ではない！！とクロコダインとヒュンケルを攻撃します。そして、ダイのところへ帰れと優しい目でヒュンケルに言うのでした。
雑談
姉さん
久々の登場のバラン。キルバーンを胴体斬りした以来だね。
僕
この胴体斬りは非常に重要なシーンです。心に焼き付けておいてください。
姉さん
クロコダインとヒュンケルはバラン対ダイの再戦を繰り返させないためにこの場に残ったといいます。再戦じゃないことは雰囲気でわかりそうだけど・・・
僕
対するバランの回答は「たとえ生命を賭けたところでおまえたちだけでは私には勝てん」です。
姉さん
おまえたちだけでは？ ダイがいれば勝てるってことかしら。
僕
まぁ実際にダイはバランを破っているしね。ポップ、マァムも万全で全員で力を合わせれば勝てるんじゃない？
姉さん
でも話を聞いてみるとバランの目的はダイではなくて大魔王バーンだった。
僕
キルバーンに暗殺されそうになったから裏切りには裏切りでバーンを討ちに来たということか。
姉さん
戦ってバーンに勝てるの？
僕
たぶん、間近でバーンを見て来たはずだから大体の実力は分かっていると思うよ。そして、まず勝てないということを・・・
姉さん
ドラゴンの騎士なのに勝てないってどうすればいいのかしら。
僕
バーンの配下になったのは勝てないっていうのもあったと思うよ。実力がバーン以下と分かったバランは歯がゆいものがあったと思うよ。本来はバーンに立ち向かうのが自分の役割なのに、実力がその下なんてさ。だから人間を滅ぼす共通の仲間として自分を納得させ、誤魔化してきたのもあると思う。
姉さん
今度ばかりは可愛い息子が出て来たからたとえ勝てなくても息子の戦いが楽になるようバーンに向かっていこうという気になったのね。
僕
でも、そんな気持ちをたとえかつての戦友であっても話すことはできません。バランはヒュンケルと獣王を蹴散らしたのち、たったひとりでバーンのところへ向かおうとします。「早く帰れ・・・ダイのところへ・・・」
姉さん
それが優しい目のバランなのね。
僕
人間の心、父としての心を取り戻したか。そんなバランの変化にヒュンケルは気がつきます。
姉さん
そして、バランを止めようとするのね。殺さずにバランの動きだけを止めようってかなり至難だわ。
僕
それを可能にするのが次の回の技になるんだね。
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