ヒュンケルを倒したダイ達はレオナを探し始めます。マグマに消えたヒュンケルを気にかけるマァムは元気がない模様。ポップはマァムを元気づけます。そして、マァムに聞きます。ヒュンケルのことが好きだったのかどうかを。マァムはわからないと答えました。
うーん。これはマァムの本心はどうなんでしょうか?マァムのいうとおり「わからない」が正解なんでしょう。この気持ちは好きとは違うと思うんですよね。マァムはヒュンケルの力になってあげたい、そばにいてあげたい、そんな気になったのと言っているので、これは母性本能ですよね。聖母ですから。
一方のポップはマァムのことはこの段階で完全に好きです。はっきり口にはしていませんが自覚はあるようです。恋敵をフォローしてしまい木を殴っているあたりはポップらしいですがわかりやすいですね。
恋愛模様を描いているのもダイの大冒険の魅力の1つのですね。ゲーム版のドラクエはほとんど恋愛が出てこないので新鮮さがあります。ドラクエでも、Vのようにフローラ、ビアンカ論争のような恋愛はなくはないのですが、主人公が一方的に選べる立場にあるので物足りなさ感が否めません。ゲームの方は三角関係や各自分物の内面を深く描かれることはなかったのです。
さて、レオナを探すダイ一行ですが、バダックさんが赤い信号弾を打てば良いことに気がつきます。赤は「我れ勝てり」の色だそうです。この信号弾にレオナに気がついてもらえれば、姿を見せるのではないかと考えました。
そこで、パプニカの神殿に戻り、信号弾が格納されている地下倉庫を探します。探した結果、倉庫の入口は見つけたものの、入口の上には膨大ががれきが載っています。こりゃどかすの大変だぁと皆が思っていたところ・・・
ダイはなぜかやる気満々です。そして、剣に手を当ててメラを唱えます。すると剣が燃え初めます。ダイは魔法剣が成功するか試したかったのです。一方のポップは「げぇ!!」。ダイはポップの制止もむなしく魔法剣を振るって、火炎大地斬を放ってしました。
火炎大地斬が冒頭の1コマです。火炎大地斬渋くて好きなんですが、あと一回使ったあとは活躍の場がありません。もうちょっと見たかったな。魔法剣ももう少しバリエーションがあったも良かった。ヒャド系の冷凍海波斬とか。(ダイはヒャドは苦手だったっけ)
火炎大地斬のおかげでがれきはすっかりとなくなりましたが、火炎のおかげで倉庫の火薬には引火したらしく、信号弾は全部すっとんでしまいました。赤色だけをあげたかったのですが、いろんな色が上がったようです。みんなに責められ小さくなるダイ。
しかし、しばらくするとパプニカの気球船がダイ達のもとにやってきました。気球には謎の美女が乗っているのでした。彼女の正体は一体?というところで今回はおしまいです。